毎日jp
より(一部抜粋)
> 11日発表されたオリコン本ランキング(15日付)によると、映画「人間失格」(20日公開)に主演する生田斗真さんが表紙になった角川文庫版「人間失格」が約1万8000部を売り上げ、文庫部門の4位になった。
同文庫の「人間失格」は07年6月に発売されていたが、09年10月に生田さんの表紙版も追加発売された。1月25日付で24位、2月1日付で27位だったが、2月8日付で10位に上昇、映画公開が近付くとともに順位を上げてきた。
「人間失格」は、人との付き合いに恐れを抱き、道化を演じていた青年が、さまざまな女性と出会い、薬におぼれながら、破滅への道を進んでいく…… という太宰の代表作で、1952年に初文庫化されてから、各出版社からも発売されている。07年夏に「デスノート」で人気のマンガ家・小畑健さんのイラス トを表紙にした集英社版は、累計で39万部のヒットになっている。