eiga.com より(以下一部抜粋)

 堺雅人 が2月11日、東京・渋谷の渋東シネタワーで行われた主演最新作「ゴールデンスランバー 」 の大ヒット御礼舞台挨拶に登壇。同作は、第60回ベルリン映画祭パノラマ部門に出品されることが決まっており「現地の反応をメモして中村(義洋)監督に報 告したい」と意気込みを語った。堺にとっては海外の映画祭初参加となるそうで、17日に日本を出発し、19日(日本時間)に公式上映される予定だ。

原作は、2008年に「本屋大賞」「山本周五郎 賞」をダブル受賞した伊坂幸太郎 の同名ベストセラー。首相暗殺犯に仕立てられた無実の宅配便ドライバー(堺)が、大学時代の元恋人・晴子(竹内結子 ) や友人たちに助けられながら、逃亡劇を繰り広げる。ベルリン“出陣”を前に、堺は「すっごく寒いんだろうな。今は上着を探しています」。現地では舞台挨拶 やティーチインも予定されているが、「何をしゃべるかは考えていない。楽しみはブタの塩漬けとビール」とご当地グルメに興味津々の様子だった。


舞台挨拶では、上映前に160人近い観客から集めた「がんばったエピソード」のうち、3通を披露。そして、堺本人が最優秀者を選定し、バンクーバー 冬季五輪にちなんで特製金メダルを授与するひと幕も。「親知らずを立て続けに3本抜いた」という女性ファンのエピソードに、堺は映画のキーワードである 「大変よくできました!」と称賛していた。