スタントで危険なのは寝不足とストレス!CG、ワイヤー一切ナシの『アルティメット』主演俳優が語る!

シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)

現在DVD&ブルーレイが発売中の映画『アルティメット2 マッスル・ネバー・ダイ』に出演するダヴィッド・ベルが電話インタビューに応じてくれた。

 前作から3年後のパリ、隔離された犯罪多発地区・バンリュー13を舞台に、暴走刑事ダミアンとバンリュー13で生まれ育った前科者レイトが理不尽 な権力に立ち向かう痛快アクション。リュック・ベッソンが脚本を執筆し、プロデュースも手掛けていることでも注目を集めた作品だ。

 「兄がフランスのアクターズ・スタジオの授業料を払ってくれて、僕を通わせてくれたのが業界に入るきっかけだった。エージェントと契約したんだ が、最初のうちはテレビ映画ばかりで、劇場映画にはまったく出演していなかった。ところが、あるときリュック・ベッソンと出会い、映画『アルティメット』 の脚本をもらった。それから何もかも変わったんだ」とデビューのきっかけを話すダヴィッド。

 またベッソンの魅力については「彼の第六感は、いつ誰をテストすればいいかわかっているんだ。正直言って、わずかな俳優経験しかなかった僕は、自 分を俳優として見ることさえできなかった。だが彼のおかげで映画という天職に就くことができたんだよ!」と絶賛する。CGやワイヤーアクションを使用しな いことで有名な『アルティメット』シリーズ。ダヴィッドは「派手で大きなスタントをやるときではなく、むしろこんなのは簡単、まったく問題ないよと気を抜 くときが一番危ない。それと寝不足やストレスも危険だよ」と語る。

 ダヴィッドは前作『アルティメット』で日本を訪れたことがある。「1作目は日本でもしっかり評価してもらった。数人の日本人プロデューサーとも出 会ったし、今度このシリーズを、日本で撮ってみたいと思わせてくれた。それに日本の建物なんかを見ると、ここで素晴らしい映画が撮れるかもしれないと思っ た。また行きたいな!」と懐かしそうに回想した。ちなみにベッソンにインタビューした際、日本映画とすしが大好きだと言っていた。ひょっとしたらシリーズ 第3弾は日本が舞台になるかもしれない。


映画『アルティメット2 マッスル・ネバー・ダイ』はアスミック・エース エンタテインメントより発売中(税込み:DVD 3,990円 ブルーレイ 4,935円)