シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)

異様なキャラクターに成り済まし、一般人やセレブを激怒させているサシャ・バロン・コーエン待望の新作映画『ブルー ノ』に、スティング、U2のボノら豪華アーティストが集結し、過激な『ブルーノ』版「We Are The World」を大合唱していることがわかった。

 一般人はもとより、政界の大物やマドンナ、エミネムら超大物アーティストを激怒させ、アメリカをはじめとする各国で話題の本作は、映画『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』でその名をはせたトラブルメーカー、コーエン待望の新作。ボラットと並ぶ人気キャラクター、ゲイの オーストリア人ファションレポーターのブルーノが、セレブになる夢をかなえるべく、大統領候補をベッドに誘ったり、中東紛争の解決を目指したり、異性愛者 になろうとしたり……。ハチャメチャな行動でまたも大騒動を巻き起こす確信犯的ドキュメンタリーだ。


 そんな本作のクライマックスに用意されているのが、本作のために作られたオリジナル曲「DOVE OF PEACE(平和のハト)」。参加アーティストは、スティング、エルトン・ジョン、U2のボノ、元ガンズ・アンド・ローゼスのスラッシュ、コールドプレイ のクリス・マーティン、スヌープ・ドッグと超豪華。一流ミュージシャンたちがブルーノのために集結し、ブルーノとともに大合唱する映像はかなりレアだ。


 特別にレコーディングされたこの曲は、平和を願うチャリティーソングという趣なのだが、その歌詞がすごい。「アタシはオーストリアのキリスト 彼は白いオバマ……白いオバマさ」「北朝鮮と韓国は 争いをおやめ どっちも同じ中国人でしょ」「ブルーノは平和のハトよ(ようブルーノ ビッチはどこだ)」などかなり過激。ちなみに今後の配信やCD化の予定はなく、劇中でのみ解禁となる。豪華アーティストが集結した過激な『ブルーノ』版 「We Are The World」、その感動と衝撃は劇場で。


映画『ブルーノ』は3月20日より新宿バルト9ほかにて全国公開