シネマトゥデイ
より(以下一部抜粋)
>2月13日、第60回ベルリン国際映画祭でワールドプレミアが開催される映画『シャッター アイランド』のマーティン・スコセッシ監督、主演のレオナルド・ディカプリオらが会見を行った。
>2月13日、第60回ベルリン国際映画祭でワールドプレミアが開催される映画『シャッター アイランド』のマーティン・スコセッシ監督、主演のレオナルド・ディカプリオらが会見を行った。
スコセッシ監督と仕事をするようになって10年になるというディカプリオは
「僕らのような……(若いと言いかけて)もう若くはないね、まあ、比較 的若めの俳優にとって、スコセッシ監督と仕事ができるのは願ってもないことなんだ。僕はスコセッシ監督の仕事で成長してきた」
と監督を称えた。ちなみに ディカプリオは今年36歳(現在は35歳、11月に36歳)になる。
「“大人の俳優に脱皮”みたいな言い方は好きじゃないけど、ターニング・ポイントと なった作品は『アビエイター』だよ。違うレベルの責任を持つようになった」
と、これまでの仕事を振り返った。
父親ほども年の違う監督だが共通点は
「2人ともイタリアのデザートが好きなことだよ!」
と冗談で答えたディカプリオは、実際に父親と監督が近所に 住んでいて同じ学校に通ったこともあることを明かした。父親はスコセッシ監督同様にイタリア系だが、母親はドイツ系のディカプリオは本作中、流暢なドイツ 語を披露してもいる。
スコセッシ監督が「
この作品の背景の50年代はパラノイア的な時代だった。そして現代もそうだ」
という本作は、隔離病棟のある島へ、患者の失踪事 件の調査に乗り込んできた男の物語。スリリングな展開に目を離せなくなるが、最後の大どんでん返しで評価が分かれそうだ。プレス試写では拍手とブーイング が同時に起こった。