デイリースポーツ より(以下一部抜粋)

人気グループ、関ジャニ8の大倉忠義(24)が、「嵐」の二宮和也(26)主演の映画「大奥」(10月1日公開)で映画初出演することが15日、明らかに なった。江戸時代を舞台に、謎の疫病で男女の役割が逆転した大奥での愛憎劇を描き、大倉は大奥に属する剣の達人・鶴岡を演じる。さらに、堀北真希 (21)、玉木宏(30)、阿部サダヲ(39)の出演も発表され、奇想天外な江戸絵巻に、絢爛(けんらん)豪華キャストが勢ぞろいした。

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 関ジャニ8屈指の演技派が、仰天時代劇で銀幕デビューを果たす。

 「大奥」は、よしながふみ氏の人気コミックが原作。疫病の流行で男性の人口が激減し、男女の役割が逆転した江戸時代を舞台に、女将軍・徳川吉宗に美男3000人が仕える大奥の野望と愛憎が渦巻く世界を描く。主人公の若侍・水野を二宮、吉宗を柴咲コウが演じる。

 大倉が演じる鶴岡は、水野に決闘を挑む大奥のナンバー1剣士役。4月からクランクインの撮影では、初共演となる二宮と鬼気迫る殺陣のシーンも予定されている。また鶴岡は、玉木演じる大奥のエリート・松島に恋心を抱く設定で、“禁断の愛”に思い悩む姿も期待できそうだ。

 時代劇はドラマ「必殺仕事人2009」で経験ある大倉は、複雑な心理描写を求められる難役にも「現場でいろいろ勉強させてもらいたい。自分の色を出せるように頑張る」と意気込んでいる。

 共演陣も全員が近年、映画主演の経験を持つ豪華キャスト。3月に「誰かが私にキスをした」の公開を控える堀北は、水野に恋する町娘役で時代劇映画初出 演。「お互い素直になれない恋の行方を楽しみにして」とPRする。「のだめカンタービレ最終楽章 前編」が大ヒット中の玉木は「今の世の中に大切なことが たくさん詰まっている」と世界観に共感。さらに「なくもんか」の阿部が大奥の古参侍を演じる。