シネマトゥデイより(以下一部抜粋)
>ジョニー・デップとティム・バートン監督のタッグで話題を呼んでいる映画『アリス・イン・ワンダーランド』が、 DVD発売の時期についてスタジオ側と劇場側の折り合いがつかず、ヨーロッパでは劇場側が上映ボイコットも辞さない構えを見せている。
>ジョニー・デップとティム・バートン監督のタッグで話題を呼んでいる映画『アリス・イン・ワンダーランド』が、 DVD発売の時期についてスタジオ側と劇場側の折り合いがつかず、ヨーロッパでは劇場側が上映ボイコットも辞さない構えを見せている。
ディズニーは、海賊版の横行を防ぐためにこの作品のDVDを劇場公開から90日以内に発売したい意向だが、これにヨーロッパの劇場が大反対。オラ ンダでは主要4館がこの映画を上映しない可能性を示唆しており、イギリスでも上映ボイコットの流れが強くなっている。劇場側にとって、バートンとデップの 新作となれば大きな収入が期待できるが、オランダの劇場主たちは「今年最大の映画になるかもしれないと思っていたが、我々としては業界全体に、条件を受け 入れなければ映画は上映しない、と言うメッセージを送る必要がある」と強気だ。
通常、新作映画のDVDは少なくとも製作国での劇場公開の4か月後以降の発売となるが、最近では海賊版DVDが劇場公開後すぐに出回ることがあ り、ディズニー側は「劇場上映の面でも、またホームビデオの面でも健康的なビジネスを保つことが大事だ。海賊版のない健康的ビジネスは劇場側にとっても利 益になるし、よりよい質のものを作ることが出来る」と語り、海賊版防止策として少しでもDVD発売日を早めたい考えのようだ。