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 英人気俳優のジュード・ロウ が2月18日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた「シャーロック・ホームズ 」のジャパンプレミアに来場し、舞台挨拶に立った。2年1カ月ぶり6度目の来日となったロウは、
「日本は大好きな国。今回は初めて家族も一緒に来日して満喫しているよ」
とご満悦で、レッドカーペット沿いに集まったファンの黄色い声援に満面の笑顔で応えた。

映画は、アーサー・コナン・ドイル が生み出した名探偵シャーロック・ホームズの活躍を、ロバート・ダウニー・Jr. 主演でアクション満載に新たに描き出す冒険活劇。ロウは、ホームズの相棒としておなじみの医師ジョン・ワトソン役を演じ

「ダウニー・Jr.のホームズは素晴らしいし、ガイ・リッチー 監督も特別な味付けをしてくれて、見たこともないホームズができたと思う」

と誇らしげ。それだけに、

「皆さんが気に入ってくれれば、続編もできると思うよ」

と観客の期待をあおっていた。


全 米ではすでに興行収入2億ドルを超える大ヒットを記録し、その成功の理由を

「ベーカー街から事件解決に飛び出すなど原作の伝統的な部分と、(原作にはな い)新鮮な部分とを両方取り入れたからだろう」

と分析。さらに、

「ホームズとワトソンの絆は深い。一緒に仕事をし、戦い、暮らしている。結婚したカップル のようなもの。ケンカもするけど、愛し合ってもいるんだよ」

と2人の友情の熱さをアピールした。そのホームズ役のダウニー・Jr.については、

「今回の仕 事のハイライトだった。これまで出会ったなかでもっとも面白い人。カメラが回っているときもそうでないときも、彼と友情を築けたことが一番素晴らしいこと だった」

と振り返った。


シャーロック・ホームズ 」はワーナー・ブラザース映画配給で、3月12日から全国で公開