>日本初の3D実写長編映画として話題を呼んだ『戦慄迷宮3D』が、3D-DVD化して発売されることになった。
本作は、『呪怨』(02)の清水崇監督による体感型ショック・スリラー。デジタル技術を駆使した立体的な空間設計と、360度包み込むサラウンド効 果を、家庭でも体験できるように取り入れるべく、ハリウッドで屈指の3Dエンコード技術を持つ米トリオスコピクス社が3D-DVD化した。
これにより、プレーヤーの再生ボタンを押すだけでフルバージョンの3D映像が自宅で楽しめるようになった。従来のアナグリフ方式と呼ばれる“赤青メ ガネ”で試聴する3D映像に比べ、色彩、質感共に優れ、ブレのない3D映像が見られるため、現在ハリウッドではスタンダードな方式(トリオスコピクス方 式)となっている。
話題の3Dテレビはまだまだお高いが、このDVDは新たな機器を買い求める必要がないためハードルが低い。テレビ放送やホームビデオ、デジタルシネマなどジャンル問わず、トリオスコピクス社はすでに6500万個以上の専用メガネを市場に送り込んでいる。
手軽に3D映画が楽しめるDVDで、好きな人と“立体体験”をしてみては? 『戦慄迷宮3D』プレミアム・エディション(初回限定生産)は3D版と2D版の2枚セット、専用メガネが2つ付属で4935円(税込)にて3月3日(水)に発売。