オリコン
>作詞家の秋元康と人気アイドルグループのAKB48から4人が10日、都内で行われた海外ドラマ『FRINGE/フリンジ<ファースト・シーズン>』の Blu-ray&DVDヒット御礼試写会にゲスト出演。AKB48をプロデュースする秋元は、彼女ら自身が考えてつけたキャッチコピーについて
「(自分な ら)あんなダサいのつけない。あんなベタベタなのはつけませんよ」
とバッサリ。実際にメンバーの渡辺麻友が
「みんなの目線をいただきまゆゆ!」
と披露した が、軽くあしらっていた。
【写真】渡辺ほか、参加したAKBメンバーのソロショット
女性FBI捜査官が、科学ではなかなか解明できない事件や現象の謎に迫っていく同作に、秋元は「科学捜査は最先端をいってて進化してるけど、解明できな い不思議なことをテーマにしていておもしろい。グイグイ引き込まれるし、設定がうまい」とすっかりのめり込んでいる様子。さらに「セリフがオシャレ。そう いうところも注目してほしいですね」と数々の名曲やキャッチコピーを生み出してきた秋元も太鼓判を押した。
渡辺のほか、柏木由紀、河西智美、倉持明日香も駆けつけ「衝撃を受けました」と、それぞれ興奮気味にアピール。そんな彼女たちに秋元は、
「倉持は本当に (作品に)ハマッてるみたいだけど、あとの3人はな」
と意地悪にも疑いの目を向けてみせるなど、“生みの親”として厳しく見守っていた。
秋元康(中央)とAKB48の(左から)倉持明日香、河西智美、渡辺麻友、柏木由紀 (C)ORICON DD inc.
私この試写会行ってきたんですが、このAKB48のメンバー4人をしげしげと眺めて見てびっくりしました。だって全員同じタイプなんですもん。
この画像だとわからないですが、このコ達、全員髪がすごく綺麗なんです。
照明を受けて髪に光の輪がくっきり浮かんでるんですよ。
しかも遠目だったもんで、顔もみな同じに見えるんです。座ってると違いは髪型だけなんですが、それすら全員前髪を切り揃えたロングヘアというところまで一緒。それもほとんどストレート。あの黒髪に光る輪はストレートじゃないと綺麗に出ないですからね。
彼女達と秋本氏を見ていると、秋元氏のトラウマが浮かびあがってくるようです。
きっと、中学か高校の頃恋い焦がれたのが、長い黒髪の美しい顔立ちはキュートで首が長くてちょっと華奢な女の子だったんでしょうね……つまり、この画像に写っているタイプのような。
でも残念ながらその恋は成就することなく、秋元氏にとってはその女の子への満たされぬ思いは成長しても尚、心の片隅でくすぶり続けていたのでしょう。
だからプロデューサーとなった秋元氏は今こうして当時好きだった女の子の幻影のような少女達をたくさん集めて舞台にのせるんでしょうね。かつては自分の手の届かない存在だった彼女の面影を宿す少女達を今は自分の手で好きなように動かしてるわけです。一種の代償行為ですね。
秋元氏が彼女達にかける言葉って、案外キツイものなんですよ。上では意地悪と書かれてますが、それ、本当です。語り口はソフトなんですが、実は辛辣。なんというか、オレはお前達の事全部お見通しなんだぜ、お前達の綺麗な顔に騙されるような甘ちゃんじゃないんだぜ、的な振る舞い方。まあ、彼女達の芸能人生命は秋元氏が握ってるようなものなんでしょうから上から目線は当然だとしても、微妙にね、それだけじゃない含むものがあるような。
それは秋元氏が最初に本気で恋した彼女に恐らく何らかの形で拒絶された、その怒りが根底にあるような感じなんですよね。
いくら学生時代に好きだった彼女に似た女の子を集めても、それは彼女そのものではないわけで、だからどこかしら似た部分のある子を数多く揃えた上での集大成というか平均値として彼女に近づけていくしかないのでしょうね。だから一人や二人ではなく、何十人も必要になる。それも限定された年齢で。秋元氏が恋していた時の彼女の歳。
あら、これじゃあナボコフの書いた「ロリータ」のお話だよ、と「フリンジ」を見た後でぼんやり考えたことでした。
あ、「フリンジ」はとってもおもしろかったです!
>作詞家の秋元康と人気アイドルグループのAKB48から4人が10日、都内で行われた海外ドラマ『FRINGE/フリンジ<ファースト・シーズン>』の Blu-ray&DVDヒット御礼試写会にゲスト出演。AKB48をプロデュースする秋元は、彼女ら自身が考えてつけたキャッチコピーについて
「(自分な ら)あんなダサいのつけない。あんなベタベタなのはつけませんよ」
とバッサリ。実際にメンバーの渡辺麻友が
「みんなの目線をいただきまゆゆ!」
と披露した が、軽くあしらっていた。
【写真】渡辺ほか、参加したAKBメンバーのソロショット
女性FBI捜査官が、科学ではなかなか解明できない事件や現象の謎に迫っていく同作に、秋元は「科学捜査は最先端をいってて進化してるけど、解明できな い不思議なことをテーマにしていておもしろい。グイグイ引き込まれるし、設定がうまい」とすっかりのめり込んでいる様子。さらに「セリフがオシャレ。そう いうところも注目してほしいですね」と数々の名曲やキャッチコピーを生み出してきた秋元も太鼓判を押した。
渡辺のほか、柏木由紀、河西智美、倉持明日香も駆けつけ「衝撃を受けました」と、それぞれ興奮気味にアピール。そんな彼女たちに秋元は、
「倉持は本当に (作品に)ハマッてるみたいだけど、あとの3人はな」
と意地悪にも疑いの目を向けてみせるなど、“生みの親”として厳しく見守っていた。
秋元康(中央)とAKB48の(左から)倉持明日香、河西智美、渡辺麻友、柏木由紀 (C)ORICON DD inc.
私この試写会行ってきたんですが、このAKB48のメンバー4人をしげしげと眺めて見てびっくりしました。だって全員同じタイプなんですもん。
この画像だとわからないですが、このコ達、全員髪がすごく綺麗なんです。
照明を受けて髪に光の輪がくっきり浮かんでるんですよ。
しかも遠目だったもんで、顔もみな同じに見えるんです。座ってると違いは髪型だけなんですが、それすら全員前髪を切り揃えたロングヘアというところまで一緒。それもほとんどストレート。あの黒髪に光る輪はストレートじゃないと綺麗に出ないですからね。
彼女達と秋本氏を見ていると、秋元氏のトラウマが浮かびあがってくるようです。
きっと、中学か高校の頃恋い焦がれたのが、長い黒髪の美しい顔立ちはキュートで首が長くてちょっと華奢な女の子だったんでしょうね……つまり、この画像に写っているタイプのような。
でも残念ながらその恋は成就することなく、秋元氏にとってはその女の子への満たされぬ思いは成長しても尚、心の片隅でくすぶり続けていたのでしょう。
だからプロデューサーとなった秋元氏は今こうして当時好きだった女の子の幻影のような少女達をたくさん集めて舞台にのせるんでしょうね。かつては自分の手の届かない存在だった彼女の面影を宿す少女達を今は自分の手で好きなように動かしてるわけです。一種の代償行為ですね。
秋元氏が彼女達にかける言葉って、案外キツイものなんですよ。上では意地悪と書かれてますが、それ、本当です。語り口はソフトなんですが、実は辛辣。なんというか、オレはお前達の事全部お見通しなんだぜ、お前達の綺麗な顔に騙されるような甘ちゃんじゃないんだぜ、的な振る舞い方。まあ、彼女達の芸能人生命は秋元氏が握ってるようなものなんでしょうから上から目線は当然だとしても、微妙にね、それだけじゃない含むものがあるような。
それは秋元氏が最初に本気で恋した彼女に恐らく何らかの形で拒絶された、その怒りが根底にあるような感じなんですよね。
いくら学生時代に好きだった彼女に似た女の子を集めても、それは彼女そのものではないわけで、だからどこかしら似た部分のある子を数多く揃えた上での集大成というか平均値として彼女に近づけていくしかないのでしょうね。だから一人や二人ではなく、何十人も必要になる。それも限定された年齢で。秋元氏が恋していた時の彼女の歳。
あら、これじゃあナボコフの書いた「ロリータ」のお話だよ、と「フリンジ」を見た後でぼんやり考えたことでした。
あ、「フリンジ」はとってもおもしろかったです!