シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)

映画『セックス・アンド・ザ・シティ』のシンシア・ニクソンは、食べる音があまりにも大きすぎるため、クリエイター のマイケル・パトリックが食事シーンで実際にシンシアが口に食べ物を入れることを禁じたという。

 シンシアが食事のシーンで食べると、ほかのキャストのセリフが聞こえないほどだったらしい。

「テレビシリーズの撮影中に必ず避けたのは、シンシア にはカメラの前で食べさせないことだった。第1シーズンの初めのころに発覚したんだ。シンシア演じるミランダがコーヒーショップで食べ物を口にするシーン があったんだけど、ものすごい勢いでかむから、ほかのキャストのセリフが聞こえないときがあった。最初はゾッとして、『なんであんな食べ方をするんだ?  どうやったらやめさせらる?』って思った。編集室でも、『彼女がステーキを口にしていないカットはないか? ほかのテイクはないのか?』って、大変だった よ」

と語る。


 マイケルは、4人の女性がそろうコーヒーショップのシーンで、サラ・ジェシカ・パーカー、キム・キャトラル、シンシアとクリスティン・デイヴィス に好きな食べ物を選ばせたという。サラとクリスティンはサラダを注文し、キムはブルーベリーを注文したらしいが、シンシアはチーズバーガーを選んだとのこ と。
「テイクのたびに運ばれてくるから8個くらいチーズバーガーにかぶりついていたけど、新しいのが来るたびにうれしそうだった」
とマイケルは数少ない食 事シーンを思い出して語った