ぴ あ映画生活 より(以下一部抜粋)

マーティン・スコセッシ監督とレオナルド・ディカプリオが4度目のタッグを組むミステリー映画『シャッター アイランド』が4月9日(金)から公開されるのを前に、“超日本語吹替版”の試写会が3月2日、3日に行われ、計90人が参加。そのラストに多くの観客が 驚きの声をあげた。

『シャッター アイランド』場面写真

映画は、精神を患う犯罪者だけを収容する、四方を海に囲まれた孤島“シャッター アイランド”を舞台に、島で起こった行方不明事件の解明に乗り出す連邦保安官テディ(ディカプリオ)の姿を描いた謎解きミステリー作品。全米では19日 (現地時間)に公開され、スコセッシ監督×ディカプリオのコンビ作の中で最高のオープニング記録をたたき出している。

上映後に行われたアンケートでは、全参加者の94%が満足度80点以上をつけ、平均で91点の満足度を記録。また、ラストに訪れる驚きの展開について聞い た“驚き度(だまされ度)”調査では、『セブン』(40ポイント)、『ユージュアル・サスペクツ』(32ポイント)を上回り、『シックスセンス』(47ポ イント)に肉迫する46ポイントを獲得。「まさかの大どんでん返しで、本当に驚いた」「捜査の進み具合から、『何かおかしいな』とは、感じてはいたけど 『そう来たか!』という感じ」などの感想が集まった。

そんな謎に満ちた本作は、物語の冒頭からすでに“ラストの驚き”へのカウントダウンが始まっており、作品の随所に“謎を解明するカギ”が隠されているとい う。そこで、今回製作されたのが“超日本語吹替版”。字幕に気を取られて重要なシーンを見逃してしまうことのないよう、字幕版と吹替版の微妙なズレをなく し、翻訳的な言い回しを避けて作られたもので、実際に観賞した観客からは「いつもは字幕版で観るけど、考えたり、集中するには、自然な吹き替えはわかりや すかった」などの好評を集めている。

『シャッター アイランド』
4月9日(金)より、TOHOシネマズ スカラ座ほか全国拡大ロードショー