BARKSより(以下一部抜粋)

>3月24日に発売となったジェフ・ベック7年振りのオリジナル・アルバム『エモーション・アンド・コモーション』が、発売初週オリコン・ランキング4/5 付でトップ10に入ることがわかった。

これは、ジェフ・ベック自身としては、1989年にリリースされた『ギター・ショップ』以来、20年8ヶ月ぶりにオリコントップ10に返り咲いたこととな る。前作のトップ10から長期間のインターバルが空いての再びトップ10入りは、洋楽・男性ソロ・アーティストとして、エルヴィス・プレス リー(1995/8/28付 22年5ヵ月ぶり)に次ぐ歴代2位の記録となり、現役の洋楽男性ソロ・アーティストとしては、過去最長の期間を更新した形だ。


同時にアルバムTOP10入りの年長記録としては、吉田拓郎が2009/4/27付で記録した63歳1ヵ月を抜いて歴代1位となり、1944年6月24日 生まれのジェフ・ベックは、65歳を超えてトップ10に入る作品を発表するという前人未到の記録を作ったことになる。


孤高のギタリストは、時代がどう流れようと、世代がどう変わろうと、自らの指からほとばしるサウンドに正直に生きてきた。どんな機材を使おうとどんなスタ イルを持ち込もうと、ジェフ・ベックにしかあり得ないサウンドバイブが誕生し、ワン・アンド・オンリーの作品が生まれいずるのは、もはや無形文化財の域で あると思うのだが、いかがだろうか。


彼がギターを弾き続ける以上、誰にも追いつけない偉業がその後についてくるだろう。ジェフ・ベック自身がサウンドであり、彼自身が音楽なのだ。


ジェフ・ベックの来日公演は、いよいよ4月5日(月)名古屋より。新作発売直後の見逃せないツアーがスタートする。