ま んたんウェブより(以下一部抜粋)

ハロルド作石さんの人気音楽マンガを水嶋ヒロさん主演で映画化した「BECK」(堤幸彦監督)の製作報告会見が30日、東京・渋谷のライブハウス 「SHIBUYA-AX」であり、オープニング曲に米人気ロックバンド「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」の「アラウンド・ザ・ワールド」を、エンディ ング曲に英国を代表するロックバンド「オアシス」の「ドント・ルック・バック・イン・アンガー」を起用することが明らかになった。

【写真特集】オープニング曲などが明らかになった映画版「BECK」製作報告会見の様子

 「BECK」は、「月刊少年マガジン」(講談社)で連載され、累計1500万部を発行する人気マンガが原作。平凡な毎日を送る高校生コユキ(佐藤健さ ん)が、NY帰りの天才ギタリスト、竜介(水嶋さん)と出会う。竜介は千葉(桐谷健太さん)と平(向井理さん)、そしてコユキとサク(中村蒼さん)を強引 に誘ってバンド「BECK」を結成。ライブ活動を皮切りにCDデビューやライブハウスでの成功を重ね、コユキの歌の才能も開花し、バンドの注目度は加速し ていくが、ある事件をきっかけに、音楽メジャーシーンを牛耳るプロデューサーの陰謀に巻きこまれてしまう……という青春映画。

 「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」は、「レッチリ」の愛称で知られるロックバンドで、ボーカルのアンソニー・キーディスさんらで結成。06年には、 「ダニー・カリフォルニア」が人気マンガを映画化した「デスノート」の主題歌としても起用されている。「オアシス」は、ボーカルのリアム・ギャラガーさん らでつくるバンドで、日本では「フォーリング・ダウン」がフジテレビ系のアニメ枠「ノイタミナ」で放送されたアニメ「東のエデン」の主題歌に起用されてい る。

 会見は、「アラウンド・ザ・ワールド」が大音響で鳴り響く中、水嶋さんら「BECK」メンバーと、コユキを惑わす竜介の妹、真帆を演じる忽那汐里さん、 堤監督が登場した。

水嶋さんが「大ヒットコミックの映画化ということで、大変光栄に思いましたし、それと同時に大変なプレッシャーを感じました。楽器の経 験はなかったので、かなりプレッシャーはありました。あまり練習時間は取れなかったんですが、撮影までにはある程度まで持っていけたと思う。家でも睡眠時 間を削ってでもがんばりました」と語ると、堤監督は「完璧でした」と絶賛。

佐藤さんも「僕も楽器経験がなくて、クランクインの1カ月前くらいに初めてギ ターを触って、家でも毎日触ってました。でもギターの楽しさに割りとすぐに気づけたので、大変というよりも、楽しいから弾けたという感じです」というと、 堤監督はやはり「完璧でした!」と絶賛した。

映画は9月4日から全国で公開予定。




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