>31日、お台場シネマメディアージュで映画『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』の公開を記念して、全国縦断のだめツアー出発式が行われ、上野樹里、玉木宏、武内英樹総監督、川村泰祐監督、そしてマングースの着ぐるみ7体が登場 した。
昨年12月に公開された前編は、観客動員330万人を記録し大ヒットを記録した。そして後編公開を前にして、4月10日から、前編の復習上映会を 全国293スクリーン、1週間限定で行うことが決定。それに合わせて、キャスト・スタッフ総出で全国を行脚する全国縦断のだめ舞台あいさつツアーが行われ ることになった。舞台に登壇した上野は「今日はお越しくださいましてありがとうございます、スクリーンで上映されるのは最後なので、みんなを誘って観に 行ってください」と元気にあいさつした。
そして後編の見どころを聞かれた上野は、「後編はいっぱい曲を弾くので、いろいろあるんですけど、一番はミルヒー(竹中直人)とコンチェルトをや るところ。千秋先輩が客席で観ているところが最大の波かなと。それから最後の……」とおしまいの部分を話し始め、司会者から「それはもしかしてネタばれな のでは?」と言われると、「え!? 取材ではいつも話していたのに……。これネタばれなんですか」と驚いた表情に。すると会場の奥にいたプロデューサーか ら話してもいいよとオッケーが出たため、ホッと一安心した表情に。そして最後のコメントを求められた際には、「もう後編のことはあまり言わないようにしま す(笑)。でも、まばたきしないようにしても、涙がザーッと出てきます。といってもあまり期待しないように観てください」とコメントし、会場は笑いに包ま れた。
くしくもこの日は3月31日、耳にいい日でオーケストラの日。のだめにぴったりな日ということで、全国縦断のだめ舞台あいさつツアーの交通安全、 無事成功と、大ヒットを祈願するために、上野、玉木らが約600人の観客と共に、雪ヶ谷八幡の神主からおはらいを受けることとなった。
本作は、累計3,300万部を突破し、日本中にクラシックブームを巻き起こした大人気コミックの映画化作品にして完結編。のだめ(上野)の音楽的 成長と、千秋との恋愛の葛藤(かっとう)を中心に描かれる。スクリーンに映し出される迫力のオーケストラシーンにも注目だ。
映画『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』は4月17日より全国公開