シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)

>映画『アバター』の記録的なヒットで注目が集まっている3D映画は、今後も映画『アリス・イン・ワンダーランド』などの注目作が3D映画として公開され、2010年の映画界の動向を左右しそうな中、オリコンが3D映画、3Dテレビについてのアンケートを行った。

 昨年から今年にかけて公開された3D映画で高い満足度を獲得したのは映画『アバター』『カールじいさんの空飛ぶ家』だ。とりわけ『アバター』は3D鑑賞者の75.2パーセントが満足しているなど、2位の『カールじいさんの空飛ぶ家』の65.3パーセントにほぼ10パーセントの差をつけている。「トーキー」「カラー」に次ぐ、映像における第3の革命といわれる3Dだが、「3Dといえば画面から物が飛び出してくるイメージだったが、『アバター』では奥行きを表現していて自分も映画の中の世界にいるみたいだった」という鑑賞者のコメントが表しているように、3D=飛び出す、ではなく、映画との一体感が高い評価のポイントになっているようだ。


 そのことを反映してか、3D映画で観たいジャンルも映像の迫力、リアル感が求められる「SF・ファンタジー」が1位となっている。この春一番の注目映画『アリス・イン・ワンダーランド』を3Dで観たいかどうかという質問に対しては、3D鑑賞体験者の63.5パーセントが「3Dで観たい」と答え、鑑賞未体験者の40.4パーセントに大きな差をつけ3D体験の有無で大きな違いが出ている。


 また、今年からテレビ受像機でもパナソニック、ソニーら大手メーカーの3D商品導入が始まり、こちらでも鑑賞体験者の52.6パーセントが購入意欲を示すという結果が出ているが、まだまだハード先行の状況には変わりはない。3Dのキラーソフトと目されてる『アバター』も3Dバージョンの発売は来年になると発表されており、家庭に3Dが浸透するのには時間がかかりそうだが、今後のキラーソフトの登場により3Dテレビが一気にブレイクすることも予測される。




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