ぴ あ映画生活より(以下一部抜粋)


>レオナルド・ディカプリオ主演の映画『シャッター アイランド』が9日から公開され、日本語吹替版が、通常の洋画の吹替版の約2倍の動員を記録していることがわかった。

映画『シャッター アイランド』の写真


ディカプリオが、マーティン・スコセッシ監督と4度目のタッグを組んだ本作は、精神を患う犯罪者だけを収容する孤島“シャッター アイランド”を舞台に、島で起こった行方不明事件の解明に乗り出す連邦保安官テディ(ディカプリオ)の姿を描いた謎解きミステリー大作。


画面のいたるところに“謎を解くカギ”が潜んでいることから、配給側は日本公開に際し、“超日本語吹替版”を制作。これまでの吹替版で課題となってきた “翻訳調のセリフ回し”を可能な限り排除し、スムーズに作品世界に入り込める吹替版を作り出した。公開前から精力的に“超日本語吹替版”の存在をプロー モーションしてきた甲斐もあって、初日から字幕版だけでなく、“超日本語吹替版”の動員も好調。これまでの洋画興行の吹替版と比べて約2倍の動員を記録 し、本作の動員の約4分の1を“超日本語吹替版”の観客が占める結果となった。


配給側はこの状況について「“洋画離れ世代”と呼ばれる若い観客の来場が多く、『アバター』や『アリス・イン・ワンダーランド』など3D映画の注目作が続 き、吹替版の需要が高まっていることから、“超日本語吹替版”への抵抗が薄くなってきているのでは」とコメント。吹替版は字幕版と比較してカップル客、女 性客が多いことから、レディース・デイやゴールデン・ウィークに向けて、“超日本語吹替版”の観客数がさらに増えることが期待される。


また、字幕版を合わせた全体の成績も好調で、公開後3日間で興収3億4363万6500円をたたき出し、週末の興収ランキングで首位を獲得している。


『シャッター アイランド』

公開中