12日発表された10、11日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、レオナルド・ディカプリオさん主演のミステリー「シャッターアイラン ド」が初登場1位に輝いた。2位は宇宙人と人類との「共存」を描いたSF「第9地区」、3位は井上真央さん主演のラブコメディー「ダーリンは外国人」と、 トップ3を新作が占めた。

【写真特集】初登場1位となった「シャッターアイランド」の場面カット

 「シャッターアイランド」は、「ディパーテッド」のマーティン・スコセッシ監督とディカプリオさんコンビによる4作目で初のミステリー作品。精神を患う 犯罪者だけを収容する絶海の孤島「シャッターアイランド」で起こった失跡事件の捜査のためにその島にやってきた連邦保安官のテディ(ディカプリオさん) が、自身の過去にもまつわるさまざまな謎に巻き込まれていくというストーリー。戸田奈津子さんの監修で、セリフを分かりやすい話し言葉に置き換えた「超吹 き替え版」が製作されたことでも話題を集め、従来の約2倍となる25.4%が「超吹き替え版」で観賞した。

 「第9地区」は、南アフリカ・ヨハネスブルクに現れ、「難民」として「第9地区」に住まわされることになった宇宙人と人間の共同生活や摩擦を描いた作 品。「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン監督がプロデュースし、アカデミー賞作品賞などにもノミネートされた。

 「ダーリンは外国人」は、累計250万部を売り上げている小栗左多里さんのコミックエッセーが原作。イラストレーターのさおり(井上さん)と日本語が堪 能な米国人のトニー(ジョナサン・シェアさん)の恋人時代から結婚生活に至るまでを描いている。

 また、「のだめカンタービレ 最終楽章 後編」の公開を17日に控え、10~16日に「復習上映」されている「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」が 8位に入った。(毎日新聞デジタル)



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