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>22日発表されたオリコン本ランキング(4月26日付)によると、16日に発売された村上春樹さんの長編小説「1Q84」の第3巻「BOOK3」(新潮 社)が、発売日から集計期間内の18日までの3日間で39万8000部を売り上げ、書籍総合部門で初登場1位を獲得。コミックを除いた文芸書として早くも 10年の売り上げトップに立った。

 「BOOK3」は、初版50万部を発行したが、発売前から20万部の増刷が決定しており、ヒットが確実視されていた。今週は昨年5月に2作同時で発売さ れた「BOOK1」「BOOK2」もそれぞれ前週の87位から3位、161位から8位に順位を上げ、トップ10入り。また、「BOOK2」は、今週付の売 り上げ3万1000部を加えると、計101万7000部に到達し、「BOOK1」に続き「BOOK2」もミリオンセールスを記録した。3冊それぞれの売り 上げ部数は、今週付までで「BOOK1」が125万8000部、「BOOK2」が101万7000部。シリーズ3巻の合計累計売り上げ部数は267万 3000部となっている。

 「1Q84」は村上春樹さんの5年ぶりの新刊小説で、オリコン週間ランキング書籍総合部門では、昨年6月8日付の初登場以来、5週連続で「BOOK1」 と「BOOK2」が1、2位を独占し、昨年の年間ランキングでも、「BOOK1」が1位、「BOOK2」が3位を獲得する大ヒットとなっている。


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