初日に3D字幕を見たので今度は2D吹き替えで見てきました。
本来ならば2Dでも字幕版の方を見たいところなのだけど、最寄りのシネコンではそもそも上映がないのでやむなく。まあ、ボイスキャストは普段海外ドラマの吹き替えで聞き慣れている声ばかりだったのでそれなりに楽しめましたけどね(いろんな「CSI」思い出したりして♪)

さて、肝心な映像の方はどうかというと、2Dでも全然遜色ないというか。


むしろ3Dで見るより色がクリアで綺麗だった分、見やすかったですね。眼鏡オン眼鏡の不自由さを感じないのももちろんですが、「アリス」は元々2D用に撮影されているので別に3Dで見る必要はないんじゃないかと思いました。


3Dだと無駄に物が観客席めがけて飛んでくるようなシーンが多くて、私なんか体がいちいちそれに反応して「あっ」とか「うっ」とかなるものだから、そういう余分な仕掛けのない2Dの方が落ち着いて見られるというのもあります。


今回、2Dだから気づいたのかそれとも鑑賞2回目だから気づいたのかは分かりませんが、印象に残ったのはジョニー・デップ演じるマッド・ハッターの大きな奇妙な目が綺麗なグリーンだったのにびっくりしました。

Who killed Cock Robin?



「アリス」の後半には緑はほとんど出てこなくなるのですが、その中でマッド・ハッターの瞳だけがエメラルドグリーンに輝いていたんですね。あれ、どうも、微妙に左右で焦点があってない感じがするんですが。CGIいろいろ加工してるんでしょうねえ。


それにしても二度目に見てもやっぱり「ロード・オブ・ザ・リング」に似てるなあ、と。背景とか音楽もそうなんですが、いろんなシーンが「ロード」からインスピレーション受けて描かれてるようにしか思えませんでした。アリスが白の女王に貰った服なんか、レゴラスのエルフ服そっくりだしね。衣装デザインも音楽も別の人なんですけどね。


マッド・ハッターのダンスのシーンだけは「ビートルジュース」でしたが。


繰り返し見れば他にもいろんな発見が出来そうです.