毎 日新聞

5月1日に開幕する上海万博に大阪のたこ焼き店が出店する。大阪・道頓堀に本店を構える「たこ家道頓堀くくる」で、「本場大阪の味を中 国に広めよう」とスタッフ7人が上海入り。持ち味の「とろ、ふわ感」を出すため、中国人スタッフを猛特訓中だ。

 民間企業と自治体が共同出展する「日本産業館」に開店する。本店から運んだ体長約5メートルの「大たこ看板」を店頭に掲げた。口から墨に見立てた霧を吐 き、目が光るハイテク仕様で、リハーサルで訪れた来場者を驚かせた。

 タコのレプリカは親子3匹いるが、上海に出張したのは妻と子ダコ。海外はもちろん大阪を出るのも初めて。「不思議がられてX線にかけられたり、予想以上 に通関に時間がかかった」(同店)とドキドキの上海入り。一方、留守を預かる夫ダコは「相方、上海出張中。愛とたこ焼きに国境はおまへん」と書かれたタス キをかけ、大阪で孤軍奮闘している。

 本場の味を再現するため粉とソースは日本から持ち込んだ。価格は8個入り35元(約470円)。月3000万円の売り上げを狙う。


実は上海に行った時、ビルの前の出店に「たこやき」があったので買って食べてみました。値段は5元だったか10元だったか……。でも、もちろん、その「たこやき」はこちらが期待するようなものとは別物で、しっかりチャイニーズスタイルになってた「たこやき」でした。そういえばタコはいってたのかしら? 北京で10年以上前から売られている冷凍のタコヤキの味に似てました。冷凍のにはタコだけは入っていたけどね。

まあ日本の味のタコヤキで35元だったら、日本人観光客には飛ぶように売れるものと思われます。中華ばっかり食べてるとそういうものが恋しくなるのよ(←実体験)。