>ジョージ・A・ロメロ監督など並みいる巨匠の作品を押しのけ世界各国で大ヒット、ゾンビ映画史上最大の収益を挙げた 映画『ゾンビランド』の日本公開が決定した。
映画『ゾンビランド』は、新型ウィルスの爆発的流行により、人類の大半が人食いゾンビとなってしまった世界を舞台に、引きこもりの青年がゾンビの いない地を求めて仲間たちと旅をするゾンビー・エンターテインメント。全米初登場1位を記録したのを皮切りに4週連続でトップ10に残ると、その勢いのま ま世界各国でも軒並みヒットを飛ばしゾンビ映画史上最大のヒットを記録してしまったという本作。映画『ノーカントリー』のウディ・ハレルソン、映画『リト ル・ミス・サンシャイン』『私の中のあなた』のアビゲイル・ブレスリンなどが出演していることでも話題になっている。
特に、これまではハートウォーミングな物語に出演することの多かった14歳の天才美少女、アビゲイルがオファーを快諾したことはこれが初メガホン となるルーベン・フライシャー監督にも驚きだったという。だが、監督のイメージにぴったりだったというアビゲイルは「これまでとはまったく傾向の違う作品 だったから、ぜひ出たいと思ったの」と大人びた一面を見せる一方で、「銃の撃ち方も初めて習ったし、遊園地の撮影は休憩中にいろいろなアトラクションに乗 れたから、とても楽しかった」とまだ14歳らしい一面も。
だが、アビゲイルの存在がほかの出演者には大きな刺激となったらしく、アカデミー賞にノミネートされたことのあるウディ・ハレルソンも「僕には彼 女のような演技はできないよ」と脱帽。劇中、アビゲイル演じるリトル・ロックは一見純朴に見えるが、実は詐欺師の一味であると見た目からはわからない二面 性が小悪魔的な魅力になっているように、アビゲイルの魅力も、もう子どもではないが、まだ大人でもないというあたり。ゾンビ映画というだけで食わず嫌いを するのはもったいない!?
映画『ゾンビランド』は2010年7月24日より全国公開