「とんねるず」の石橋貴明 、木梨憲武 とDJ OZMAに似た米ネバダ出身の女性ユニットが主人公の映画「矢島美容室」が4月29日、全国154スクリーンで公開。矢島美容室のストロベリー、マーガ レット、ナオミと黒木メイサ 、山本裕典 、アヤカ・ウィルソン 、中島信也 監督らは、東京・有楽町の丸の内ピカデリー1で舞台挨拶に 立った。
同作は、フジテレビの人気バラエティ番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」に、DJ OZMAが出演したことがきっかけとなってCDデビューにまで発展したプロジェクトの集大成として映画化。ネバダ州を舞台に、母マーガレット、長女ナオ ミ、次女ストロベリーの3人が、失踪中の夫で父の日本人美容師・矢島徳次郎を探して来日するまでを描いた。
石橋似のストロベリーは、開口 一番「特にないです……」「別に……」と沢尻エリカ を彷彿 (ほうふつ)とさせる挨拶に場内は大喜び。さらに「離婚を中心に今、話し合っています」と語るなど黒木や山本らゲスト出演陣をあ然とさせるなか、木梨似の マーガレットも「別に……、ウソです。初日に見ていただいたお客さま、本当にありがとうございます」と頭を下げた。
ストロベリーのライバル役に扮した黒木は、「ただ悪いだけの役でしたが、本当に楽しかったです。(プロ モーション期間中に)ストロベリーのお触りが多かったかな」とニッコリ。中学1年生になったばかりのアヤカは、「10年後、22歳になったらメイサさんみ たいなゴージャスで魅力的な女優になりたい。そして、『矢島美容室』の10作目まで出演し続けたいです」と話し、マーガレットを感動させていた。
これに気を良くしたのか、ストロベリーは「本当にこの映画は家族愛、宮里藍、福原愛」とボケまくり爆笑を誘った。それでも、「たくさんのお客さん に見ていただいて感動しています。5月5日くらいまでの観客動員で、(配給の)松竹さんがパート2をやるかどうか決めるようです!」とファンに呼びかけて いた。