ま んたんウェブ

>連載開始30周年を迎えるサッカーマンガを冠した多目的スポーツ施設「キャプテン翼スタジアム」が6月上旬、横浜・北仲通北地区(横浜市中区北仲通5)に オープンすることが30日、明らかになった。作者の高橋陽一さんは「翼くんの夢、W杯で日本を優勝させるという夢もあるので、この地でボールをけった子 が、W杯に出るような選手に育ってほしいという思いもありますし、そういうレベルの高い技術を教えられるスクールとかもできたらいいなと思います」と語っ た。

【写真特集】原作者の高橋さんが登場した「キャプテン翼スタジアム」の説明会の様子

 「キャプテン翼スタジアム」は、「ワールドサッカーキング」などを扱うサッカー雑誌専門の出版社「フロムワン」(東京都中央区八丁堀、小林澄生社長)が 総工費約2億円をかけてスタートさせる多目的フットサルコートをベースにさまざまなスポーツが楽しめる施設「SPORDIUM YOKOHAMA(スポー ジアム横浜)」内で展開。みなとみらい21(MM21)地区に隣接する北仲通北地区に6月上旬にオープン予定。

 また、「スポージアム横浜」(約6000平方メートル)の施設内には、マンガの登場キャラクターの名前を付けた「翼コート」「岬コート」「若林コート」 の多目的フットサルコート3面とクラブハウス「TSUBASA HOUSE」からなる「キャプテン翼スタジアム」のほか、「キャプテン翼」をモチーフにし たスポーツカフェ「TSUBASA Cafe」も展開。ビアガーデン「横浜みなとみらいビアガーデン」も併設する。

 「キャプテン翼スタジアム」では、フットサルのほか、サッカーやソサイチ(7~8人制サッカー)、テニス、ラクロス、ゲートボール、体操、ダンス、ラン ニング教室などに対応(検討中含む)。営業時間は平日午前10時~午後11時。土日祝日は午前9時~午後11時。メンバー登録(入会金2000円、年会費 8000円)した先着100人には、高橋さんの直筆サイン入りのオリジナルフットサルボールのプレゼントや初回年会費無料などの特典も用意する。

 また、芸能人女子フットサルチーム「南葛シューターズ」の監督も務める高橋さんは、同スタジアムで「30周年の記念の年、しかもW杯イヤーに、日韓W杯 決勝の舞台となった横浜の地に、念願だった『キャプテン翼スタジアム』を開け、すごくうれしい。みなさんがこの地に来て、一緒に夢を見られる、そういう発 信地になってもらえたらと思います」と喜びを語った。「女子の大会もやってみたい。「W杯を見ると自分もけりたくなると思うので、この地に来て、仲間と ボールをけり合っていただければと思います」と呼びかけていた。

 「TSUBASA Cafe」では、高橋さん所蔵の「キャプテン翼」関連のグッズも展示し、大型プロジェクターでスポーツ映像も楽しめる。営業時間は平 日午後2~9時。土日祝日は正午~午後9時を予定。メニューなどは未定で、ネーミングをキャラクターに関連したものにするなど高橋さんの意見を取り入れな がら検討するという。