「ゲゲゲの鬼太郎」生みの親の水木しげる氏の第二の故郷で、NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の舞台となっている東京都調布市が、朝ドラ効果 で大きな盛り上がりを見せている。

 同市にある深大寺(じんだいじ)には3日、約3万人の観光客が訪れた。これは例年のゴールデンウイーク(GW)の2、3割増。鬼太郎とねずみ男が 入り口で出迎える「鬼太郎茶屋」はカメラを手にした観光客でごった返した。「昨年と比べて人通りも店のお客さんも多い。1日の放送が深大寺を扱ったもの だったので、その効果もあると思う」と同店店員は笑顔で話した。


 深大寺そば組合に加盟する21店はお昼時を過ぎても長蛇の列で「連ドラがプラスアルファになっている」と御林洋・そば組合会長(63)。最寄り駅 行きのバス停は20~30分の乗車待ち状態。深大寺観光案内所では観光マップ1000枚が“完売状態”で急きょ1500枚を刷り増しした。調布市観光協会 では「昨年と比べると人出は断然多いですよ」と話した。スポニチ