5日、有楽町朝日ホールで映画『ボックス!』中高生限定友情試写会が行われ、市原隼人、高良健吾、児玉宣勝、斎藤嘉樹、三浦アキフミ、川並淳一らが 登壇した。

 5月5日、こどもの日を記念して行われた本試写会。映画の登場人物同様、青春真っ盛りの中高生を招待し、人生のアニキである市原たちが彼らの悩み に答えるという形でイベントは進められた。女子中高生を中心に満員となった会場内は、全員が学生服か部活動のジャージ姿で、熱気がムンムン。そんな中、市 原たちが登場すると、並のアイドルのイベントでの歓声を遙かに凌駕(りょうが)するような、すざましい歓声が上がっていた。壇上に立った市原は「自分の役 者人生に残っていく作品になったと思います。本日は観ていただいてありがとうございました」とあいさつすると、その黄色い歓声の音圧は最高潮に達してい た。


 壇上に上ったボクシング部員たちとは、和気あいあいとした雰囲気。キャプテン役の児玉が「スーパーでうどんを買い込んでたときがあって。鼻うどん を一緒に練習したんです。そのとき健吾もホテルに着くというので、聞いたら健吾も鼻うどんをやると言って。11時くらいにみんなで鼻にうどんを詰めたとき が、こいつらと仲良くやっていけるかもしれないな思った瞬間でした」と撮影の裏側を明かすと、市原も「台本に書いてあったから一生懸命練習しました」とコ メントし会場は盛り上がった。


 その後、「友だちと同じ人を好きになった」「クラス替えで人見知りして友だちが作れない」といった会場内の中高生から悩み相談に、親身に熱く答え る市原の姿に会場はその都度、「かっこいい!」「イッチー大好き!!」と大絶叫!! 再放送で「ROOKIES ルーキーズ」を観たばかりで感動した男子高校生が「夢にときめけ! 明日にきらめけ!」とドラマの名セリフを絶叫すると、思わず市原が演じていた安仁屋役 に成り切って返事をしたり、「悩み相談じゃないんですけど、じゃんけんしてください」という女子高生に、気さくにじゃんけんに応じるなど、どこまでも元気 な中高生パワーに笑顔が絶えない市原たちだった。



Who killed Cock Robin?


 本作は、百田尚樹の同名の人気小説を映画化した青春映画。高校のボクシング部を舞台に、天性のボクシングセンスを持つカブ(市原)と、彼に憧れ、 ボクシングを始める優等生のユウキ。まったくタイプの異なる青年二人の熱い友情とそれぞれの挫折、栄光を描きだす。


映画『ボックス!』は5月22日より全国東宝系にて公開