[eiga.com 映画ニュース] 


英人気バンド、オアシスの元フロントマンのリアム・ギャラガー が、解散直前のビートルズを描く伝記映画のプロ デュースを手がけることが分かった。


同作は、ビートルズが設立したレコードレーベル「アップル」のスタッフだったリチャード・ディレロ が1972年に発表した回想録「The Longest Cocktail Party(邦題:ビートルズ神話を剥ぐ)」を映画化するもの。60年代後半から70年の解散にいたるまでのバンドの舞台裏を綴った作品で、米ハリウッ ド・レポーター誌によれば、現在ギャラガーが同著の権利を所有しているという。ギャラガーは、ビートルズやジョン・レノン を敬愛していることで知られる。


ギャ ラガーとともに製作を手がけるのは、マイケル・ウィンターボトム 監 督とプロデューサーのアンドリュー・イートン が運営する英レ ボリューション・フィルムズ。英マンチェスターの音楽シーンを映画化した「24 アワー・パーティ・ピープル 」(02)を手がけるなど、ロック映画には実績がある。現在のところ、監督やキャストは未定。


なおオ アシスは、09年8月にリアムの実兄でリーダーだったノエルが脱退を表明し、実質的には解散状態にある。