映画スタジオの推計に基づく5月7日―9日の北米映画興行収入ランキングは、大ヒットしたアクション映画の続編 「アイアンマン2 」(日本公開は6月11日)がオープニング週 末の興収として歴代5位となる1億3360万ドルを記録し、首位に立った。
ロバート・ダウニー・Jr. 主演の同作品は、6月に開幕するサッ カーのワールドカップの影響を考慮し、北米以外では一足早く先週に封切り。英国、韓国、オーストラリア、フランスでも首位となり、全61カ国での世界興行 収入も1億9400万ドルに伸ばした。
同作品の北米オープニング興収は、2008年に公開されたバットマンシリーズの「ダークナイト 」が記録した1億5800万ドルを超えるとの見方も一部 であったが、ほぼ予想通りのスタートとなった。シリーズ1作目は北米で3億1800万ドル、世界全体では5億8500万ドルを売り上げている。
こ のほか、先週首位の「エルム街の悪夢 」(日本公開は6月26日) が920万ドルで2位、家族向け3Dアニメ「ヒックとドラゴン 」(同 8月7日)が680万ドルで3位と、それぞれ1つ後退した。