キルステン・ダンスト、J・ケルアック「路上」映画化に出演

ビートニクを代表する作家ジャック・ケルアック の人気 小説「路上(On the Road)」の映画化企画に、新たにキル ステン・ダンストクリステン・スチュワート の出演 が決定した。

1957年に発表された「路上 」 は自らの体験をもとに、主人公のサル・パラダイス(ケルアックがモデル)とディーン・モリアーティ(同じくビート・ジェネレーションを代表する人物ニッ ク・キャサディがモデル)がアメリカ大陸を放浪する姿を描いた小説。ヒッピームーブメントとカウンターカルチャーに大きな影響を与えた作品として知られ る。


すでにサル役にサム・ライリー(「コントロール」)、ディーン役にはギャレット・ヘドランド (「トロン:レガシー 」)が決定。ダンストの役どころは不明だが、スチュ ワートはディーンの妻がモデルと言われるメアリー・ルーに扮する。


メガホンをとるのは、チェ・ゲバラ を主人公にしたロードムービー「モーターサイクル・ダイアリーズ 」のウォルター・サレス 監督。なお同作からは、脚本ホセ・リベラ、撮影 エリック・ゴーチエ、美術カルロス・コンティ、音楽グスターボ・サン タオラヤ らほとんどのスタッフが再集結する。サレス監督が数年前から温めていた企画だが、いよいよ今夏クランクインすることになったようだ。