アンソニー・ホプキンス3D映画『アラビアン・ナイト』で悪役を?
先月23日から日本で公開されている新作『ウルフマン』のアンソニー・ホプキンスが、3Dデジタル映画として製作される話題のファンタジー・アドベ ンチャー大作『アラビアン・ナイト』(原題)への出演交渉中であると業界紙ハリウッド・リポーターのブログ版が伝えた。本作は、日本では「千夜一夜物語」とも呼ばれている、インド・中国・エジプトなどから集められた物語集をもとにしたストーリーで、クーデターによ り王を殺害された若き司令官が、シンドバッド、アリババ、魔法のランプの魔人ジーニーと共に王妃シェヘラザードを助けに向かうアクション盛りだくさんの冒 険活劇だ。アンソニーの出演が決まれば、シンドバットの愛する人を殺す悪い魔法使いを演じる。主人公の若き司令官役には、6月12日から日本で封切られる 映画『ラスト・ソング』のリーアム・ヘムズワースが演じる。監督は、映画『スコーピオン・キング』のチャールズ・ラッセルがあたる。撮影は、晩夏に開始さ れる予定だ。
映画『羊たちの沈黙』、『ハンニバル』、『レッド・ドラゴン』でのハンニバル・レクター博士役の怪演で知られるアンソニーが、3D映画で悪役の魔 法使いを演じるとは、ちょっとしたホラー映画より怖いかもしれない。現在アンソニーは、ハンガリーでスーパーナチュラル・スリラー『ザ・ライト』(原題) を撮影中だ。実話をもとにした同作で、アンソニーは物語の重要な鍵となる、悪魔ばらいの専門家である神父を演じている。