嵐の松本潤(26)が、7月スタートのフジテレビ系月9ドラマ「夏の恋は虹色に輝く」(月曜後9・0)に主演することが27日、分かった。同局連ドラ看 板枠の月9主演を務めるのは初めてで、嵐のメンバーとしても“月9初進出”となる。竹内結子(30)演じる年上女性とのラブストーリーで、松本は「この夏 一番ドキドキわくわくするラブストーリーを」と気合満点だ。

 グループもソロ活動も絶好調のマツジュンが、いよいよ月9初進出を果たすことになった。

 月9は、主演はもちろん出演歴もなかった。同局では4月に3夜連続放送のスペシャルドラマ「わが家の歴史」に出演しているが、連ドラ主演自体が初めて。 さらに嵐のメンバー5人ともこれまで月9出演歴はなく、松本が初出演となる形だ。

 松本は「小さい頃から見てきたフジテレビ月9ドラマに出演させていただくこと、とても光栄です。プレッシャーもありますが頑張りたい」と意気込む。

 「夏の-」は、昨夏の月9「ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~」などで知られる脚本家の大森美香さん(38)のオリジナル作品。松本が演じるのは、 大物俳優を父に持ち、偉大な父にコンプレックスを抱える売れない二世俳優という珍しい役どころだ。

 同局ドラマ制作センターの三竿玲子プロデューサーは「圧倒的なかっこよさと女心をくすぐるかわいらしさを持つ松本さんが演じれば、視聴者が毎週応援した くなる愛すべきキャラクターになると思う」と、大きな期待をかける。

 松本演じる楠大雅が恋に落ちる年上ヒロインが、05年の「不機嫌なジーン」など月9主演歴もある竹内結子。元気だがある問題を抱える訳あり美女、という 謎めいた役だ。松本とは顔合わせ済みで、「松本さんの真摯な姿勢と頼もしさに、私もついて行こうと思いました」と初共演を楽しみにしている様子。

 「ツンデレ男子Vs元気女子の2人の掛け合いが見どころの1つ。とにかくしゃべります。毎回キュンとする2人のラブにもご期待ください」と三竿プロ デューサー。

 「ツンデレ」とは、ふだんツンと澄ましているが恋人といる時はデレッと甘えるようになるギャップが魅力的な人を指す言葉。松本の“ツンデレ演技”も見ど ころとなりそうだ