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より(以下一部抜粋)
>政治の素人が選挙戦を戦っていく様子を追った想田和弘 監督のドキュメンタリー映画「選挙 」が、7月11日に予定されている参議院議員選挙が迫るなか、 「ニッポン再生ロードショー」と銘打ち再上映されることが決まった。
>政治の素人が選挙戦を戦っていく様子を追った想田和弘 監督のドキュメンタリー映画「選挙 」が、7月11日に予定されている参議院議員選挙が迫るなか、 「ニッポン再生ロードショー」と銘打ち再上映されることが決まった。
同作は、日本が“小泉劇場”真っただ中だった2005年秋、東京で切 手コイン商を営む「山さん」こと山内和彦さんが、ひょんなことから自民党に白羽の矢を立てられ、市議会議員の補欠選挙に出馬。政治経験が全くないなかで、 選挙戦を戦い抜いていく姿を追う。2007年のベルリン国際映画祭で絶賛され、世界200カ国近くでテレビ放送。09年にはアメリカ放送界の最高権威 「ピーボディ賞」を受賞した。
想田監督は、同作をナレーションや音楽を一切廃した「観察映画」としている。観客に解釈をゆだねるスタイル で、「落下傘候補」や「ドブ板選挙」といった日本の選挙制度の実態を浮き彫りにしていく。07年の参院選直前に全国で劇場公開された同作が、再び選挙直前 の日本に話題を提供する。
また、想田監督の観察映画第2弾「精神 」も、同作に続き7月17日から再上映が決定。7月24日の DVD発売を記念したもので、それまでタブーとされてきた精神科診療所の内部をカメラに収め、釜山国際映画祭やドバイ国際映画祭で最優秀ドキュメンタリー 賞を受賞した。
「選挙 」はアステア配給で、6月 19日より新宿K's cinema、大阪シネ・ヌーヴォXで再上映。