シネマトゥデイ
より(以下一部抜粋)
>ロンドン市長が、イギリスを舞台にした『ハリー・ポッター』のテーマパークがアメリカに建設されたことに不満を示し ている。
>ロンドン市長が、イギリスを舞台にした『ハリー・ポッター』のテーマパークがアメリカに建設されたことに不満を示し ている。
ハリー・ポッターのテーマパーク「ウィザードリング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」は、フロリダのユニバーサル・オーランド・リゾートに建 設され、先日エマ・ワトソンなどが一足早く見学をして大喜びしている様子が報じられたばかり。しかし、国の代表的な作品がアメリカの金儲けに使われること をロンドン市長はよく思っていないようだ。
イギリスのデイリー・テレグラフ紙によると、ジョンソン市長は18か月前にワーナー・ブラザーズに連絡を取り、ロンドン市内にテーマパークを作る ことを薦めたというが、フロリダ州が太刀打ちできない金額のオファーを出したため、あっさりアメリカに持っていかれてしまったという。
「ハリー・ポッター はアメリカ人ではない。彼はイギリス人だ。ダイアゴン横丁はどこにある? ロンドンだよ。魔法省に行きたければどうする? ロンドンの公衆電話ボックスか ら行くんだ。ホグワーツへの電車はキングス・クロス駅から出ていて、グランドセントラル駅ではない」
と細かい点を指摘し、そもそも原作の底辺にあるのはア メリカでは体験できないイギリスの寄宿学校生活だと主張している。
ジョンソン市長は文句だけでは止まらず、ロンドンにもテーマパークを作るよう原作者のJ・K・ローリングと映画会社に手紙を書くようハリー・ポッ ターのファンに訴えた。
「この国の子どもたちと、ポッターファンを抱える親たちにお願いです。ワーナー・ブラザーズ、ユニバーサル、J・Kにハリーをイギ リスに連れて帰ってくるよう頼んでください」
と呼びかけている。