【ヨハネスブルク14日AFP=時事】

>サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で話題を振りまいているのが応援グッズの民族楽器「ブブゼラ」だ が、試合中にブブゼラが放つ騒音が批判されたのを受け、商標権を持つメーカー「Masincedane Sport」社は、ボリュームを下げた新バージョンのブブゼラを開発した。

 同社の共同経営者は地元紙に対し、「われわれは息を吹き込むマウスピース部分を改良した。新ブブゼラは従来のものより音量が20デシベル低い」と語り、 パブリックビューイングの会場などで販売したいと述べた。

 最近の調査では、ブブゼラは太鼓の122デシベル、審判が吹くホイッスルの121.8デシベルを上回る127デシベルの音を発することが分かった。W杯 に出るスター選手はブブゼラに懸念を示しており、ポルトガルのFWクリスティアノ・ロナルドも記者会見で「ピッチにいる誰にとっても精神集中が難しくな る」と苦言を呈し、「選手の多くが好んでいないが、慣れなければならないだろう」と話していた。



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