シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)

19日、新宿バルト9にて、映画『瞬 またたき』の初日舞台あいさつが行われ、主演の北川景子をはじめ、大塚寧々、岡田将生、主題歌を担当したK、そして磯村一路監督が登壇した。

 会場の照明が落ち、主題歌を担当したKが登場し、主題歌「会いたいから」のピアノの弾き語りで幕を開けた舞台あいさつ。北川の「たくさんの映画が ある中、この作品を選んでくれてありがとうございます」というコメントに拍手が巻き起こった。


 今回の舞台あいさつは、事前に「瞬」公式ツイッターとGREEで展開している『瞬 またたき』公開記念特別ブログで出演者や監督への質問が公募されたのだが、恋人を突然の事故で亡くしてしまうという難役に挑戦した北川に対して、撮影前と その後の気持ちの違いはありましたか? という質問がされると「いつ大切な人がいなくなるかわからないと考えると、一日一日を大切に生きなければならない と実感するし、また人に対しても優しい気持ちになりました」と切実なコメント。それに対して、北川演じる泉美を支える弁護士を演じた大塚も「泉美をはじ め、登場人物の気持ちの変化を感じ取ってもらえたら……」と見どころを語った。すると、磯村監督が「北川さん、大塚さんの泣き顔はとても良いんです。あと 岡田さんの笑顔も。ぜひスクリーンで注目してください」と笑顔で付け加えた。


 また、今夜サッカーワールドカップ日本代表の試合が行われるが、代表のDF長友と北川は大学時代の同級生だという。「オランダは強敵ですが、頑 張って守り切って得点を上げて勝利をつかんでほしい」とエールを送った。


 最後に作品に対して北川が「映画のタイトルどおり、一瞬一瞬を大切に、いま自分が人に生かされていること、自分が幸せであることを学ぶことができ ました」と語ると、岡田も「とても切ない映画。愛がいかにすばらしいものであるかを感じることができました」と“いっぱいの愛”に包まれた映画であること をアピールした。


 本作は、河原れんの同名処女小説を映画『解夏』の磯村一路監督が映画化。最愛の恋人をバイクの事故で失い、自分だけが生き残ってしまった苦しみを 背負いながら、失ってしまった事故当時の記憶を懸命に思い出そうとする主人公を描いた切ない愛の物語。


映画『瞬 またたき』は新宿バルト9ほか全国公開中



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