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>掲載誌「月刊少年ガンガン」7月号が完売するなど話題を集めていた荒川弘さんの人気マンガ「鋼の錬金術師」の最終回が、読者からの声に応える形で、8月12日発売の9月号で再掲載されることが明らかになった。掲載後数年以上が経過してから「復刻」などの形で掲載することはあるが、2カ月という短期間で一度掲載したマンガを再び掲載するのは極めて異例。

 「鋼の錬金術師」の最終回は、6月11日発売の「少年ガンガン」7月号に掲載。7月号は、発行部数を前月の2割増にしたものの、荒川さんのサインが入った卓上時計「メモリアルクロック」が付録だったこともあり、多くの書店で完売。ネットオークションなどでは定価(540円)の約6倍の3000円以上のプレミア価格で取引された。

 「鋼の錬金術師」は、荒川さんが01年から同誌で連載を始めたマンガ。錬金術が科学のように発達した世界で、禁じられた「人体錬成」に挑んで失敗し、体を奪われたエドとアルの兄弟が、失った体を取り戻すために「賢者の石」を探す旅に出る……というストーリー。コミックスは1~25巻で4200万部を発行。03年にMBS・TBS系でアニメ化されて人気を博し、劇場版アニメも製作。09年4月からは新シリーズのアニメが放送されており、7月4日の放送でアニメも完結を迎える




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