> M・ナイト・シャマラン 監 督最新作「エアベンダー 」のジャパンプレミアが7月6日、東 京・ららぽーと豊洲で行われ、来日中のシャマラン監督をはじめ、出演者のデブ・パテル 、ニコラ・ペルツ 、ジャクソン・ラスボーン が出席。スペシャルゲストとして、FC東京 に所属し、南アフリカで開催中のサッカーワールドカップで大活躍した長友佑都選手が登場した。
同作は、気、水、土、火の4つの王国が争う 世界で、気の王国最後の能力者(ベンダー)となる少年アンをめぐる運命と戦いを描く3Dアドベンチャー大作。
今回が5度目の来日となる シャマラン監督は、「日本に来るとまるで家に戻ってきた気分。きっと僕の前世は日本人だね。今日のプレミアも最高だ」とご満悦。「7歳のときに『スター・ウォーズ 』を見て以来、僕は映画を作りたいという衝動に駆ら れてきた。この映画には『スター・ウォーズ 』的な面白さとアジ アの雰囲気が混ざりあっている。ぜひ日本のファンにも楽しんでほしい」とアピールした。同作では、マーシャルアーツが大々的に扱われており、シャマラン監 督自身も6年前から空手を習っている。「僕だったら空手の技をスタジオとの交渉に使うんだ」とジョークを飛ばし、笑いを誘った。
パテルは 開口一番「トウキョウ、サイコー!」と日本語で挨拶。紅一点のペルツは「アクションシーンはほとんど自分でこなした」と胸を張り、ラスボーンは「この映画 を通して武術を身につけることができたし、何より映画作りのファミリーに出会えたのが最高」と笑顔を見せた。
イベントでは火の国の反乱 に、気、水、土の国が対抗するというストーリーにちなんで、セット裏で立ち上がる巨大な火柱に、キャスト陣が太鼓を叩いて“防戦”する場面も。人生初の映 画イベント出席となった長友選手は、大掛かりな演出に大興奮の様子で「皆さんいいチームワーク。ナイスディフェンスです」とディフェンダーならではのコメ ントで、会場を沸かせた。
「エアベンダー 」は 7月17日から全国で公開。