> 宇宙航空研究開発機構は7日、小惑星探査機「はやぶさ」が持ち帰ったカプセル内にある物質の本格的な回収作業を6日からはじめ、新たに数十個の微粒子が
見つかったと発表した。
カプセル内には、もともと地球上の微粒子が百個以上混入していると考えられており、見つかった微粒子が小惑星「イトカワ」由来の物質かどうかについて は、9月以降に行う詳細な分析で判断する。
5日までの光学顕微鏡による調査で、カプセル内からは、0・01ミリ・メートルほどの微粒子が2個確認されていた。その後、容器の一部分を特殊なへらを 使って調べたところ、へらの表面に0・01~0・001ミリ・メートルほどの数十個の微粒子が付着していたという。
今後、微粒子を電子顕微鏡などで観察し、明らかに地球上の物質と考えられる粒子を除外したうえで、9月以降に詳細な分析を行う。小惑星「イトカワ」の試 料が見つかれば、太陽系の進化をひもとく貴重な情報が得られると期待されている。
カプセル内には、もともと地球上の微粒子が百個以上混入していると考えられており、見つかった微粒子が小惑星「イトカワ」由来の物質かどうかについて は、9月以降に行う詳細な分析で判断する。
5日までの光学顕微鏡による調査で、カプセル内からは、0・01ミリ・メートルほどの微粒子が2個確認されていた。その後、容器の一部分を特殊なへらを 使って調べたところ、へらの表面に0・01~0・001ミリ・メートルほどの数十個の微粒子が付着していたという。
今後、微粒子を電子顕微鏡などで観察し、明らかに地球上の物質と考えられる粒子を除外したうえで、9月以降に詳細な分析を行う。小惑星「イトカワ」の試 料が見つかれば、太陽系の進化をひもとく貴重な情報が得られると期待されている。