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より(以下一部抜粋)
6月11日に開幕したFIFAワールドカップ2010もいよいよ残すところ決勝戦のみとなった。そしてFIFAは現地時間7月 11日に行なわれる決勝戦での審判を発表し、イギリス人のハワード・ウェブが主審を務めることとなった。
映画『レフェリー 知られざるサッカーの舞台裏』では、EURO2008でポーランド首相に「誰かを殺したい」といわしめた疑惑の判定で物議を醸し出したハワード・ウェブ。 その彼が念願の大舞台で主審として笛を吹く。
同作にはイタリア人のロベルト・ロゼッティも登場しているが、彼はハワード・ウェブの誤審により、EURO2008決勝戦で主審と務めたわけだが、 今回のFIFAワールドカップ2010の決勝トーナメント1回戦メキシコ対アルゼンチンでオフサイドを見逃す誤審をしてしまい、引退を表明(この誤審が直 接の原因ではないと本人はコメントしているが)したのは周知の事実だ。なんとも皮肉な結末と言えるだろう。