> ロックバンド、X JAPANの世界ツアー再開の皮切りとなる8月14、15日の横浜・日産スタジアム公演に、X時代のベーシスト、TAIJIが“緊急 参戦”する意向であることが26日、サンケイスポーツの取材で明らかになった。グループとの共演は約18年半ぶり。また、8月8日の米国デビューを前に、 現地メディアが大きな関心を寄せており、25日付の米4大紙の1つ、ロサンゼルスタイムズはリーダーのYOSHIKIにスポットを当てて大々的に報じた。

 カリスマバンドに米メディアも熱視線を送っている。X JAPANはジャパニーズロックの先駆者的存在として知られ、ロス在住の音楽プロデューサーで、グラミー賞への投票権を持つボーティングメンバーであるYOSHIKIのグループとして全米での注目度は高い。

 その人気はシカゴ・グラントパークで開催される大型ロックフェス「ロラパルーザ」(8月6~8日)のメーンステージに、日本人アーティストとして初めて 立つことが発表されるや急騰。25日付LAタイムズは、エンタメ面トップで、破格のスペースを割いて紹介。YOSHIKIを「日本で最も偉大なロックス ター」と称賛した。

 さらに1月にハリウッドの中心部で実施した大規模なPV撮影にも触れ、「U2やビートルズと同様。究極のロックバンドが米国でデビューする」と注目している。

 10月1日から初の全米ツアーを行うことや、約14年ぶりの新アルバムの発売も人気を後押ししており、全米から複数のイベント出演のオファーも殺到しているという。