シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)

日本文学を代表する古典「源氏物語」が、大黒摩季の音楽、元宝塚月組トップスター・紫吹淳の主演でミュージカル化されることが明らかになった。大黒の楽曲がミュージカルで使用されるのはこれが初めてのことになる。

 「源氏物語」と大黒の強力コラボがここに誕生! 主人公・光源氏の恋と苦悩をつづった恋愛小説のバイブルが、自分では何も決められなかったテキ トー男・光源氏という新たな解釈の下に、現代版「源氏物語」として生まれ変わる。ミュージカルへの楽曲提供は本作が初めてとなる大黒の代表曲「熱くなれ」 「別れましょう私から消えましょうあなたから」「いちばん近くにいてね」を、紫吹演じる光源氏などが歌って踊る、抱腹絶倒のミュージカル・コメディーだ。


 漫画「あさきゆめみし」や1961年に市川雷蔵と中村玉緒主演の映画『新源氏物語』、天海祐希が光源氏を演じた映画『千年の恋 ひかる源氏物語』 など、「源氏物語」の翻案、映像化作品は多いが、ミュージカル・コメディーにしたものは珍しい。宝塚退団後は女優として活躍していた紫吹がひさびさに男役 として主演することと併せ、どんな舞台になるのかが楽しみだ。


 出演はあまたの浮名を流す光源氏演じる紫吹のほかにも、元モーニング娘。の中澤裕子や音楽グループAAAの宇野実彩子など歌って踊れるメンバーをそろえた豪華な布陣。平安期の宮廷を舞台にした本作ならではの豪華絢爛(けんらん)な舞台セットや衣装も見どころだ。


ミュージカル「源氏物語×大黒摩季songs~ボクは、十二単に恋をする~」は10月27日~11月6日に天王洲 銀河劇場にて上演



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