[文化通信.com] より(以下一部抜粋)


> 2010年上半期の邦画の作品別興収がまとまった。トップは、東映配給「ONE PIECE FILM STRONG WORLD 」の48億円。2位は、東宝配給の「のだめカンタービレ 最終楽章 前編 」の41億円。3位は、同じく東宝配給「のだめカンタービレ 最終楽章 後編 」の37億円だった。ちなみに、6月公開作品の東宝配給「告白」は、最終興収35億円を超える見通しなので、その数字をもってランクインとした。


1~5 月まででは、実写作品よりアニメの健闘のほうが目立ったが、6月に入り、上半期最大トピックとなった「告白」が登場した。テレビ局がからまない製作体制の 作品ながら、口コミにより若い世代中心の支持を受けたことで、ヒットの輪が大きく広がった。アニメの安定感と「告白」の異色の大ヒットが、特徴的な上半期 だったと言える。