映画.com より(以下一部抜粋)

」の二宮和也 松山ケンイチ のダブル主演で、人気漫画を映画化する「GANTZ」の製作会見が8月5日、都内のホテルで行われ、二宮と松山をはじめ、共演の吉高由里子 本郷奏多 夏菜 山田孝之 佐藤信介 監督らが出席した。

同 作は、製作費40億円以上を投じたSFアクション大作で、死んだはずの人間が黒いナゾの球体「GANTZ」に召還され、異形の「星人」との戦いを強いられ る姿を前後編の2部作構成で描く。原作コミックは累計発行部数1100万部を超え、スピード感あふれるアクション描写などでヨーロッパを中心に海外でも人 気を集めている。


主人公の玄野を演じる二宮は、「風の噂で映画化されると聞いてうれしかったのですが、自分が出演すると聞いてちょっと悲 しくなった。だって、GANTZファンの友だちと好き勝手に話せなくなるじゃないですか」と述懐。それでも、「気になったのは、『加藤を誰が演じるの?』 ということ。そうしたら、松山さんで考えていると聞いたので、『松山さんなら、ぜひやらせてもらいたい』と答えました」と明かした。


一方 の松山は、「二宮さんからそういうお言葉をいただいて光栄です。僕も玄野は二宮さんしかいないだろうと思っていました」と話し、思わずニヤリ。自らが演じ るキャラクターについては、「弟をひとりぼっちにできないという原作の描写に、ひとりで読んでは涙していた。加藤役なら、ぜひやりたいと思いました」と きっぱりと話した。

質 疑応答での話題の中心になったのは、1着50万円するといわれているGANTZスーツについてだ。二宮は、「待ち時間が長かったので、スーツを着ない設定 の人も試着して遊んだりしていた。それは吉高さんです」と暴露。吉高は、「何で言うの!? みんなが帰ってシメシメと思い着てみたら、二宮さんがまだ残っ ていたんです。着てみたら思ったよりエロいな……と恥ずかしくなり、ただちに脱ぎました」と釈明していた。


この日の会見の様子は、ファン2000人を招待した日比谷野外音楽堂へ生中継し、異例の“パブリック・ビューイング”を実施。原作ファンだけでなく、二宮と松山のファンも結集し、炎天下の同所は熱気ムンムンだった。


「GANTZ」は、2011年1月と春、前後編2部作として全国で公開。



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