> 全国で100歳以上の所在不明者が相次いでいる問題で、大阪府東大阪市が所在不明としている高齢者の中に、住民登録上は119歳の女性と、115歳の男
性が含まれていることが6日、分かった。生存していれば、厚生労働省が把握している国内最高齢者の女性(113)を上回るが、市は生存が確認できないとし
て、2人を最高齢者として国に報告したことはないという。
市によると、「119歳」の女性は、100歳を迎えた際に国から贈られる記念品が渡された記録もなく、平成14年には住所地や身内の調査も行われたが、住民登録上の処理は長年放置され続けてきた。抹消されなかった理由は調査記録が破棄されており不明だという。
また、「115歳」の男性はここ数年、介護保険の利用歴がなく、今回の問題を受けて今月5日に市の担当者が住所地を訪問したが、すでに別の世帯が居住していた。
国は国内最高齢者を調べるため毎年9月、各自治体に最高齢者の報告を求めているが、調査は本人の生存確認が義務づけられている。市は2人の住所登録地を 現地調査したが家族を含めて行方が分からず、昨年の報告では、所在確認ができた今年106歳の女性を市内最高齢者としている。
市の担当者は「しっかり調査しなかったことは怠慢だった」と話し、今後改めて抹消に向けた手続きに入るとしている。
市によると、「119歳」の女性は、100歳を迎えた際に国から贈られる記念品が渡された記録もなく、平成14年には住所地や身内の調査も行われたが、住民登録上の処理は長年放置され続けてきた。抹消されなかった理由は調査記録が破棄されており不明だという。
また、「115歳」の男性はここ数年、介護保険の利用歴がなく、今回の問題を受けて今月5日に市の担当者が住所地を訪問したが、すでに別の世帯が居住していた。
国は国内最高齢者を調べるため毎年9月、各自治体に最高齢者の報告を求めているが、調査は本人の生存確認が義務づけられている。市は2人の住所登録地を 現地調査したが家族を含めて行方が分からず、昨年の報告では、所在確認ができた今年106歳の女性を市内最高齢者としている。
市の担当者は「しっかり調査しなかったことは怠慢だった」と話し、今後改めて抹消に向けた手続きに入るとしている。