ブログネタ:地デジの準備OK?
参加中
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地デジ対応テレビ、すでに購入済みでございます。
買うまでは「いらないのに~」とか思ってましたが、買った途端に「もっと早く買えばよかった~」と思ったのはDVDデッキを導入した時と全く同じですね。やっぱり、新しくてみんなが「これはいい!」と言ってるものは「いい!」んですよ。今「いらね~」と思っている人も地デジにすれば絶対「よかった!」と思うに違いないと思います。
私が地デジにしてよかったと思ったのは、「街道てくてく旅。熊野古道をゆく」をBShiで見られるようになった事ですね。春編にはちょっと間に合わなかったのですが、秋編からはばっちりハイビジョンで見られます♪
この「街道てくてく旅。熊野古道をゆく」という番組は、元プロテニスプレーヤーの森上亜希子さんがひたすらてくてく歩いて熊野古道を踏破するというただそれだけの内容なんですが、どうしてどうして、なかなか毎日内容が濃いのでございます。歩くだけでもドラマは毎日生まれるんですよ。これはホント、すごい発見です。
「街道てくてく旅。熊野古道をゆく」
http://www.nhk.or.jp/tekuteku/
先日はその名も”「街道てくてく旅。熊野古道をゆく」in Tokyo”と題されたイベントが催され、私も運良く参加することができました。
当日は森上亜希子さんの生トークに加え、テーマ音楽を作曲&演奏しているギター奏者の村治奏一さん、ピアニストの平井真美子さん、歌手の谷村詩織さんの生演奏が聴けるというので、早めに行って前の方に席を取り、期待に胸をふくらませて待ってました。
そうしたらなんと、ご挨拶には和歌山県知事の仁坂吉伸 氏までがおみえじゃないですか! 私、生で和歌山県知事見たの、初めてですよ(都知事だって生で見たことないのに)。
これがまた軽妙で洒脱な知事でいらして、絶妙なトークで20分程私達を笑わせてくれました。
熊野古道について知事にいろいろ教わりましたよ~♪
その1
熊野古道は世に二つしかない「道の世界遺産」の一つである。
正式名称は「紀伊山地の霊場と参詣道」で、もう一つのスペイン「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」とは姉妹道提携を結んでいるそうです。自然遺産じゃなくて文化遺産なんですよ、道。人が通ってこそ「道」ができるわけですから当たり前っちゃ当たり前なんですけど、熊野の自然見てるとちょっと意外に感じます。
ちなみにスタンプラリーがあって、知事御自身もはまってるとか。
その2
死んだ人も甦るパワースポット
歌舞伎で有名な小栗判官も熊野の湯につかって蘇生したそうで、以来死んだ人も甦る(或いはハンセン氏病の人も癒す)と、昔は霊験あらたかな地、今で言うならパワースポットとして知られているそうです。
その3
熊野は寛容の地
熊野権現は貴賤、男女、浄不浄、信不信を問わず、昔から広く誰でも受け入れてくれるのだそうです。
その4
自然は清流と森
紀伊半島の森は植生がユニークで不思議の森なんだそうです。南方熊楠が守ってくれたんだよね。
その5
温泉
熊野の湯は小栗判官甦りの湯。
その6
食が豊か
果物の生産量は青森に次いで2番目。みかんだけじゃなく、柿も桃も梅もあるので年間通じて旬の果物が味わえます。魚は「クエ」が絶品。生マグロの水揚げは日本一。山の幸も海の幸もバッチリですね。
その7
パンダが8頭もいる!
アドベンチャーワールドで繁殖してるそうです。8月11日にも生まれたばかりで、いずれお披露目して名前を募集するとか。楽しみだ~♪
その8
おもてなしの心
つらいことがあっても、甦る事ができるようにと。
イベントの最初のプログラム、「ご挨拶」でこんなに堪能できるとは正直思ってもいませんでした。言っちゃなんですけど、メインはこの後からなんですけどね~。
続いてが村治奏一氏によるギター演奏(待ってました!)。
演目は「街道てくてく旅。熊野古道をゆく」オープニングテーマである「コダマ スケッチ」。
生で聞くギターの響きはこたえられません!
しかも私は前方でほぼ真っ正面の席にいたので、演奏中の表情までが手に取るように分かるのですよ。こんなにも心を込めて弾くからこそ、あの素晴らしい音が生まれるのだなと感じ入ってしまいました。
曲が終わるとトークになって、「コダマ スケッチ」が誕生した経緯など教えて貰いました。曲をつくるためにわざわざ熊野古道に赴き、そこでたくさんみかけた「コダマ」(木霊?)という言葉からインスピレーションを受けたのだとか。この曲の中にある不思議な響きにはそんなスピリチュアルなイメージがこめられていたのですね。
続いての曲は「フォーコ」。イタリア語で「炎」の意味。クラシックギターの特殊奏法総動員の難しい曲だそうで、ギターをつま弾くだけじゃなくてパーカッション代わりに打ちもするという激しいもの。こちらも聴き応え充分でした。
次が「てくてく旅春編」のダイジェスト上映。
森上さんの苦難の6週間をこんなに縮めていいのか?! と思いつつ、1回に一緒に歩ける気分になるのはやっぱり15分が限界かしらとも思ったりして……。しみじみお疲れ様でした、森上さん。あれ(熊野古道の中辺路)踏破するのはすごいわ~。
その後ようやく真打ち森上亜希子さん御本人の登場。
今までテレビで見てきた森上さんそのままで(当たり前)、明るくて気さくで元気いっぱいなトークに場内すっかりほぐれてとろけて彼女にメロメロになりました。
春編の苦労した所を聞いたり、これから彼女が踏破する秋編の道についてのレクチャーというか脅し(?)を受けたりして――10月の頭にどうやらスゴイ難所が待ち受けているらしいんです。それから台風で有名な潮岬をどうも台風シーズンまっただ中に訪れる事になりそうで(9月23日)、下手したら森上さんが「てくてく旅」じゃなくて台風の実況でテレビに登場するかもしれないという笑うに笑えない話が出たりして……。いろんな意味で期待が盛り上がる「街道てくてく旅。熊野古道をゆく 秋編」なのでした。
そうこうする内に何故か熊野比丘尼(男なのに比丘尼なのね……)が小(子?)比丘尼二名(こっちは女)を引き連れて舞台においでになって、熊野の霊験あらたかなパワースポットや旅の名所をお告げになりました。そして速玉大社でお祓いを受けた梛(なぎ)の葉を場内の縁結びを願う人々にプレゼントしてくださいました。
この梛(なぎ)の木は熊野のご神木で、葉っぱが非常に丈夫で横にはなかなか切れないそうで、この「切れない」という意味から縁結びのお守りになっているのだそうです。ワタクシ、しっかり頂いて、試しにと思って葉っぱが切れるかどうか実験したら……見事に切れてしまいましたが(←だからダメなのよ。あ、でもオーランドが結婚してしまったから、切れるしかないのか……)。
最後はエンディングテーマを歌う谷村詩織さんと作曲の平井真美子さんのピアノ、それに村治さんが加わってのライブとなり、盛り上がったままイベントはお開きとなりました。
熊野古道と和歌山県の知識を身につけることもでき、素晴らしい音楽に浴することもでき、大変贅沢なひとときを味わえて大満足の2時間でした。
9月13日から始まる「街道てくてく旅。熊野古道をゆく 秋編」がとても楽しみです。
こちらは比丘尼さんではありません。マスコットガールさんでしょうか。
エントランスには熊野古道の写真が展示されていました。
地デジ対応テレビ、すでに購入済みでございます。
買うまでは「いらないのに~」とか思ってましたが、買った途端に「もっと早く買えばよかった~」と思ったのはDVDデッキを導入した時と全く同じですね。やっぱり、新しくてみんなが「これはいい!」と言ってるものは「いい!」んですよ。今「いらね~」と思っている人も地デジにすれば絶対「よかった!」と思うに違いないと思います。
私が地デジにしてよかったと思ったのは、「街道てくてく旅。熊野古道をゆく」をBShiで見られるようになった事ですね。春編にはちょっと間に合わなかったのですが、秋編からはばっちりハイビジョンで見られます♪
この「街道てくてく旅。熊野古道をゆく」という番組は、元プロテニスプレーヤーの森上亜希子さんがひたすらてくてく歩いて熊野古道を踏破するというただそれだけの内容なんですが、どうしてどうして、なかなか毎日内容が濃いのでございます。歩くだけでもドラマは毎日生まれるんですよ。これはホント、すごい発見です。
「街道てくてく旅。熊野古道をゆく」
http://www.nhk.or.jp/tekuteku/
先日はその名も”「街道てくてく旅。熊野古道をゆく」in Tokyo”と題されたイベントが催され、私も運良く参加することができました。
当日は森上亜希子さんの生トークに加え、テーマ音楽を作曲&演奏しているギター奏者の村治奏一さん、ピアニストの平井真美子さん、歌手の谷村詩織さんの生演奏が聴けるというので、早めに行って前の方に席を取り、期待に胸をふくらませて待ってました。
そうしたらなんと、ご挨拶には和歌山県知事の仁坂吉伸 氏までがおみえじゃないですか! 私、生で和歌山県知事見たの、初めてですよ(都知事だって生で見たことないのに)。
これがまた軽妙で洒脱な知事でいらして、絶妙なトークで20分程私達を笑わせてくれました。
熊野古道について知事にいろいろ教わりましたよ~♪
その1
熊野古道は世に二つしかない「道の世界遺産」の一つである。
正式名称は「紀伊山地の霊場と参詣道」で、もう一つのスペイン「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」とは姉妹道提携を結んでいるそうです。自然遺産じゃなくて文化遺産なんですよ、道。人が通ってこそ「道」ができるわけですから当たり前っちゃ当たり前なんですけど、熊野の自然見てるとちょっと意外に感じます。
ちなみにスタンプラリーがあって、知事御自身もはまってるとか。
その2
死んだ人も甦るパワースポット
歌舞伎で有名な小栗判官も熊野の湯につかって蘇生したそうで、以来死んだ人も甦る(或いはハンセン氏病の人も癒す)と、昔は霊験あらたかな地、今で言うならパワースポットとして知られているそうです。
その3
熊野は寛容の地
熊野権現は貴賤、男女、浄不浄、信不信を問わず、昔から広く誰でも受け入れてくれるのだそうです。
その4
自然は清流と森
紀伊半島の森は植生がユニークで不思議の森なんだそうです。南方熊楠が守ってくれたんだよね。
その5
温泉
熊野の湯は小栗判官甦りの湯。
その6
食が豊か
果物の生産量は青森に次いで2番目。みかんだけじゃなく、柿も桃も梅もあるので年間通じて旬の果物が味わえます。魚は「クエ」が絶品。生マグロの水揚げは日本一。山の幸も海の幸もバッチリですね。
その7
パンダが8頭もいる!
アドベンチャーワールドで繁殖してるそうです。8月11日にも生まれたばかりで、いずれお披露目して名前を募集するとか。楽しみだ~♪
その8
おもてなしの心
つらいことがあっても、甦る事ができるようにと。
イベントの最初のプログラム、「ご挨拶」でこんなに堪能できるとは正直思ってもいませんでした。言っちゃなんですけど、メインはこの後からなんですけどね~。
続いてが村治奏一氏によるギター演奏(待ってました!)。
演目は「街道てくてく旅。熊野古道をゆく」オープニングテーマである「コダマ スケッチ」。
生で聞くギターの響きはこたえられません!
しかも私は前方でほぼ真っ正面の席にいたので、演奏中の表情までが手に取るように分かるのですよ。こんなにも心を込めて弾くからこそ、あの素晴らしい音が生まれるのだなと感じ入ってしまいました。
曲が終わるとトークになって、「コダマ スケッチ」が誕生した経緯など教えて貰いました。曲をつくるためにわざわざ熊野古道に赴き、そこでたくさんみかけた「コダマ」(木霊?)という言葉からインスピレーションを受けたのだとか。この曲の中にある不思議な響きにはそんなスピリチュアルなイメージがこめられていたのですね。
続いての曲は「フォーコ」。イタリア語で「炎」の意味。クラシックギターの特殊奏法総動員の難しい曲だそうで、ギターをつま弾くだけじゃなくてパーカッション代わりに打ちもするという激しいもの。こちらも聴き応え充分でした。
次が「てくてく旅春編」のダイジェスト上映。
森上さんの苦難の6週間をこんなに縮めていいのか?! と思いつつ、1回に一緒に歩ける気分になるのはやっぱり15分が限界かしらとも思ったりして……。しみじみお疲れ様でした、森上さん。あれ(熊野古道の中辺路)踏破するのはすごいわ~。
その後ようやく真打ち森上亜希子さん御本人の登場。
今までテレビで見てきた森上さんそのままで(当たり前)、明るくて気さくで元気いっぱいなトークに場内すっかりほぐれてとろけて彼女にメロメロになりました。
春編の苦労した所を聞いたり、これから彼女が踏破する秋編の道についてのレクチャーというか脅し(?)を受けたりして――10月の頭にどうやらスゴイ難所が待ち受けているらしいんです。それから台風で有名な潮岬をどうも台風シーズンまっただ中に訪れる事になりそうで(9月23日)、下手したら森上さんが「てくてく旅」じゃなくて台風の実況でテレビに登場するかもしれないという笑うに笑えない話が出たりして……。いろんな意味で期待が盛り上がる「街道てくてく旅。熊野古道をゆく 秋編」なのでした。
そうこうする内に何故か熊野比丘尼(男なのに比丘尼なのね……)が小(子?)比丘尼二名(こっちは女)を引き連れて舞台においでになって、熊野の霊験あらたかなパワースポットや旅の名所をお告げになりました。そして速玉大社でお祓いを受けた梛(なぎ)の葉を場内の縁結びを願う人々にプレゼントしてくださいました。
この梛(なぎ)の木は熊野のご神木で、葉っぱが非常に丈夫で横にはなかなか切れないそうで、この「切れない」という意味から縁結びのお守りになっているのだそうです。ワタクシ、しっかり頂いて、試しにと思って葉っぱが切れるかどうか実験したら……見事に切れてしまいましたが(←だからダメなのよ。あ、でもオーランドが結婚してしまったから、切れるしかないのか……)。
最後はエンディングテーマを歌う谷村詩織さんと作曲の平井真美子さんのピアノ、それに村治さんが加わってのライブとなり、盛り上がったままイベントはお開きとなりました。
熊野古道と和歌山県の知識を身につけることもでき、素晴らしい音楽に浴することもでき、大変贅沢なひとときを味わえて大満足の2時間でした。
9月13日から始まる「街道てくてく旅。熊野古道をゆく 秋編」がとても楽しみです。
こちらは比丘尼さんではありません。マスコットガールさんでしょうか。
エントランスには熊野古道の写真が展示されていました。