MovieWalkerより(以下一部抜粋)

カリスマ的人気を誇るハロルド作石原作のコミックを映画化した『BECK』。原作ファンはもちろん、豪華キャストが顔をそろえ、高い注目を集めてい た本作が遂に公開初日を迎えた。バンドのメンバーを演じた水嶋ヒロ、佐藤健、桐谷健太、中村蒼、向井理の5人のほか 忽那汐里、カンニング竹山、倉内沙莉、松下由樹、堤幸彦監督が丸の内ピカデリーに登場し、舞台挨拶を行った。


人気コミックの映画化だけに、それぞれのキャラクターを演じたキャストの面々は、ファンを裏切らないために猛練習を積んだ。ライブシーンは映画 『BECK』ならではの魅力だ。音楽以外で注目してほしいポイントを尋ねられた水嶋ヒロは、「たくさんのスペシャルゲストの方に出演してもらっています。 たとえば有吉さんだったり、ゲストの方々にも注目して見てください」と答えた。佐藤健は「すごく気に入っているのは、真帆とのキスシーン。信号の色に注目 してほしい」とコメントし、桐谷健太は「ラーメン屋で働いている設定ですが、店長の前髪に注目してほしいです。日本人ちゃうんや!って。どこの国の人かわ からない(笑)」と話した。


中村蒼は「エンドロールにもありませんが、平君のバックバンドが言う“あ”って一言を担当しました。精一杯やらせていただきました」とはにかんだ笑 顔を見せた。声の出演については、水嶋も「(劇中で)飼っているオウムがギターの名前を連呼する声は、実は僕の声です」と明かした。向井は「スタジオから 出てくるシーンの撮影中、たまたまそこにマキシマム・ザ・ホルモンさんがいて、本物のアーティストさんが映画に出てくれました」など、それぞれのおすすめ シーンをアピール。


また、堤監督が「竜介がライブハウスの前で、妹・真帆の肩に手をポッてやるのは何?」と水嶋に質問。水嶋は「外国では兄弟の絆を見せるような挨拶。あそこの場面で使ったらいいかなと思いました」と、帰国子女ならでは細かい工夫をしたことを話した。


本作のイベントはもちろん、連日テレビや雑誌などメディアで、熱心に映画のPRを行ってきた『BECK』の面々。中でも水嶋は、リーダーとしてメン バーを引っ張ってきた。そんな彼に、佐藤は「また競演してください」と頭を下げ、桐谷は「超好きです。ええ男です!」と絶賛。中村も「今日という日を迎え られたのも、水嶋さんのおかげです」と感謝の思いを伝え、向井は「またみんなでご飯でも行きましょう」と、映画さながらの仲の良さを見せた。水嶋は「直接 言われることは、あまりないので恥ずかしい」と恥ずかしさから汗でびっしょり!「何とも言えない気持ち。頑張ってきてよかったなと思います」と満足そうな 表情で話した。


最後に水嶋が、「映画を気に入っていただいた方には、『BECK』の輪を作っていただきたい。その輪が、やがて大きく広がり、日本全国に届くことに なれば大変嬉しく思います」と丁寧に挨拶。彼らの努力と熱意が繰り広げる臨場感あふれるライブや、細部に至る演出を是非劇場で楽しんでもらいたい。


Who killed Cock Robin?



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