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より(以下一部抜粋)
女優の松下奈緒さん(25)主演のNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」が、8月30日までの平均視聴率が18.2%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を 記録、歴代最低を記録した初回14.8%から右肩上がりに上昇している。現在、同枠の平均視聴率が20%を割り始めた04年度以降では、19.4%を記録 した宮崎あおいさん主演の「純情きらり」(06年)、比嘉愛未さん主演の「どんど晴れ」(07年)に続き堂々の歴代3位になっている。
【写真特集】「ゲゲゲの女房」第24週のその他の場面カット
「ゲゲゲの女房」は、マンガ「ゲゲゲの鬼太郎」の作者、水木しげるさんの妻・武良布枝(むら・ぬのえ)さんの自伝「ゲゲゲの女房」が原案。楽天的で働き 者の主人公・布美枝(松下さん)が「水木しげる」こと夫の村井茂(向井理さん)とお見合いをし、結婚。貧乏生活の中、命懸けでマンガに打ち込む夫を支えな がら、おおらかに生きる布美枝の姿が描かれている。
同作の週別平均視聴率は初週と2週は15%台、3~6週が16%台、7~9週が17%台、10~12週が18%台、13週で19%台と通常、視聴率が下 がると言われる5月の大型連休も数字をキープして着実に数字を伸ばし、16週に当たる7月12日に最高視聴率21.8%を記録。16週以降の週別平均視聴 率は20%前後を維持している。
主演の松下さんは「脚本が非常に好き」と話し、好調の理由を「全体的にシンプルで日常的で、いろんなキャラクターが出てくる中、自然に誰もが『ああ、そ れわかるな』という気持ちになる、そういう描き方をされている。その部分が多くの方に見てもらえた理由では」とコメント。向井さんは「台本がよくて、原作 が実際にいる人物(の話)なので、ストーリーの持つ説得力が違う。貧乏時代が長かったですが、水木しげるという人をみなさんが知っているから、成功する話 があるから安心して見られたのかもしれないし、行く末を知っているから、どん底の生活でも応援できるのかも」と考えを語っている。
谷口卓敬チーフプロデューサーは、好調の実感を「(放送中の)現段階で位置づけることはできない」と答えながらも、同ドラマの5週の編集作業の際に「す ごく手応えを感じた」という。5週は、茂が布美枝に中古の自転車を買ってプレゼントし、そのことに布美枝が涙を流して翌日、2人で深大寺へ出掛けるという ストーリーで「(制作者ながら)びっくりしました。すごくいいじゃんこのドラマと思った。圧倒的によかった」と振り返った。また「通常、大型連休が入ると 数字は少し下がるが、堅調に推移している感じがあって、(ドラマが視聴者に)届いているかもという気がした」と手応えを明かした。
「中高年層の方によくご覧いただいていると共に30代、40代、もっと若い方々にも広がりが見えてきた」という谷口チーフプロデューサーは、好調の要因 については「一にも二にも、原案本。水木さん夫妻の(生きた歴史の)けた外れの魅力、面白さ。昭和の歴史の激動と水木さん夫妻の(人生の)激動が絡み合っ ているし、劇的。同じ昭和の時代を生きてこられた方からすると、そこに自分の何かが投影できることが大きかったと思う」とコメントしている。脚本、音楽、 主題歌、キャストなどの「アンサンブルがいい形で実現できた」とも話し、「本気度の高いドラマ。(水木さんの人生という)圧倒的な説得力があって、すごい 力を注いで制作しているので、世代年代を超えて届いたのかな」と分析している。
20日からの最終週のサブタイトルは「ありがとう」で、今後は、水木しげる夫婦がこれまでいかに多くの人たちと交わり、助け合ってきたかを実感できるストーリーが展開する。今後の物語と共に、「純情きらり」「どんと晴れ」超えなるか、注目だ。
女優の松下奈緒さん(25)主演のNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」が、8月30日までの平均視聴率が18.2%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を 記録、歴代最低を記録した初回14.8%から右肩上がりに上昇している。現在、同枠の平均視聴率が20%を割り始めた04年度以降では、19.4%を記録 した宮崎あおいさん主演の「純情きらり」(06年)、比嘉愛未さん主演の「どんど晴れ」(07年)に続き堂々の歴代3位になっている。
【写真特集】「ゲゲゲの女房」第24週のその他の場面カット
「ゲゲゲの女房」は、マンガ「ゲゲゲの鬼太郎」の作者、水木しげるさんの妻・武良布枝(むら・ぬのえ)さんの自伝「ゲゲゲの女房」が原案。楽天的で働き 者の主人公・布美枝(松下さん)が「水木しげる」こと夫の村井茂(向井理さん)とお見合いをし、結婚。貧乏生活の中、命懸けでマンガに打ち込む夫を支えな がら、おおらかに生きる布美枝の姿が描かれている。
同作の週別平均視聴率は初週と2週は15%台、3~6週が16%台、7~9週が17%台、10~12週が18%台、13週で19%台と通常、視聴率が下 がると言われる5月の大型連休も数字をキープして着実に数字を伸ばし、16週に当たる7月12日に最高視聴率21.8%を記録。16週以降の週別平均視聴 率は20%前後を維持している。
主演の松下さんは「脚本が非常に好き」と話し、好調の理由を「全体的にシンプルで日常的で、いろんなキャラクターが出てくる中、自然に誰もが『ああ、そ れわかるな』という気持ちになる、そういう描き方をされている。その部分が多くの方に見てもらえた理由では」とコメント。向井さんは「台本がよくて、原作 が実際にいる人物(の話)なので、ストーリーの持つ説得力が違う。貧乏時代が長かったですが、水木しげるという人をみなさんが知っているから、成功する話 があるから安心して見られたのかもしれないし、行く末を知っているから、どん底の生活でも応援できるのかも」と考えを語っている。
谷口卓敬チーフプロデューサーは、好調の実感を「(放送中の)現段階で位置づけることはできない」と答えながらも、同ドラマの5週の編集作業の際に「す ごく手応えを感じた」という。5週は、茂が布美枝に中古の自転車を買ってプレゼントし、そのことに布美枝が涙を流して翌日、2人で深大寺へ出掛けるという ストーリーで「(制作者ながら)びっくりしました。すごくいいじゃんこのドラマと思った。圧倒的によかった」と振り返った。また「通常、大型連休が入ると 数字は少し下がるが、堅調に推移している感じがあって、(ドラマが視聴者に)届いているかもという気がした」と手応えを明かした。
「中高年層の方によくご覧いただいていると共に30代、40代、もっと若い方々にも広がりが見えてきた」という谷口チーフプロデューサーは、好調の要因 については「一にも二にも、原案本。水木さん夫妻の(生きた歴史の)けた外れの魅力、面白さ。昭和の歴史の激動と水木さん夫妻の(人生の)激動が絡み合っ ているし、劇的。同じ昭和の時代を生きてこられた方からすると、そこに自分の何かが投影できることが大きかったと思う」とコメントしている。脚本、音楽、 主題歌、キャストなどの「アンサンブルがいい形で実現できた」とも話し、「本気度の高いドラマ。(水木さんの人生という)圧倒的な説得力があって、すごい 力を注いで制作しているので、世代年代を超えて届いたのかな」と分析している。
20日からの最終週のサブタイトルは「ありがとう」で、今後は、水木しげる夫婦がこれまでいかに多くの人たちと交わり、助け合ってきたかを実感できるストーリーが展開する。今後の物語と共に、「純情きらり」「どんと晴れ」超えなるか、注目だ。