<上野樹里>「活気にあふれるようなものを」三姉妹そろい踏み NHK大河「江」京都で本格撮影開始

まんたんウェブより(以下一部抜粋)


>11年のNHK大河ドラマ「江 姫たちの戦国」の本格的な撮影が京都最古の禅寺「建仁寺」(京都市東山区)で始まり、主演の上野樹里さん(24)が7日、 “浅井三姉妹”を演じる宮沢りえさん(37)、水川あさみさん(27)や、鈴木保奈美さん(44)、ミムラさん(26)と会見に登場し、衣装姿を初披露し た。上野さんはこの日が本格的な撮影初日で、“浅井三姉妹”との初のそろい踏みとなった。上野さんは「じっくり撮ることができてすごくぜいたくだと思っ た。徐々になれていい方向に進んでいければ」と満足そうで、「自分たちもいい作品作りができて楽しめて、見てる人たちも町も活気にあふれるようなものを発 信していきたい」と意気込んだ。

 「江」は大河ドラマ50作目となる作品で、織田信長の妹・お市と浅井長政との間に生まれた“浅井三姉妹”の三女・江(上野さん)の波乱に満ちた生涯を描 く。三姉妹の長女で後に豊臣秀吉の側室・淀君となる茶々を宮沢さん、次女の初を水川さん、三姉妹の母・お市を鈴木さんが演じ、江の夫となる徳川秀忠を向井 理さん、父・浅井長政を時任三郎さん、おじ・織田信長を豊川悦司さん、豊臣秀吉を岸谷五朗さん、徳川家康を北大路欣也さんが演じる。ミムラさんは江のあこ がれの人物となる細川ガラシャ役で出演。宮崎あおいさん主演の大河ドラマ「篤姫」を手がけた田渕久美子さんのオリジナル脚本で、同じく「篤姫」の吉俣良さ んが音楽を担当する。


 同ドラマは8月19日にクランクインし、上野さんはこれまで2日間にわたって乗馬シーンを撮影しているが、せりふのある演技をするのはこの日が初めて。 宮沢さん、水川さん、ミムラさんはこの日が撮影初日だった。午前5時ごろから準備を始め、同8時半ごろから撮影を開始。1581年(天正9年)の春、信長 の馬揃えを見物するため、伊勢からやってきた江、茶々、初と母・お市が、寺巡りの途中で明智光秀(市村正規さん)と出くわし、初めて光秀の娘・細川たま (ガラシャ)と出会うシーンが収録された。


 江、茶々、初の3人は10歳前後の設定で、上野さんらは愛らしい着物姿を披露。会見には50人の報道陣が集まり、上野さんは「びっくりしています。1 年、頑張りますので、応援よろしくお願いします」と決意を新たにした様子。江というキャラクターについて「知らない方もけっこういらっしゃると思います。 一応ヒロインだけど“隠れキャラ”だと思う。秀吉や信長にぐいぐい首を突っ込んで興味を持ってひとりで会いに行っちゃったりするような女の子。男っぽい所 があって、戦うところはしっかり戦う、はっきりとした性格」と評し、「姫って面白い生き物。(三姉妹は)三者三様、みんな違う。お市様も違う。それぞれの 強さを持っている」とコメントしていた。


 今後は、約2週間に渡って、京都府内の神社・仏閣、滋賀県内のゆかりの地などで、少女時代の三姉妹や浅井長政と市、信長、秀吉、家康らの出演シーンが撮影される。


 ドラマは11年1月9日から総合テレビで毎週午後8時~同8時45分に放送。初回は午後9時15分までの拡大版。この日の収録分は11年1月30日の第4回で放送予定。