サンケイスポーツ より(以下一部抜粋)


> タレント、タモリ(65)がストーリーテラーを務めるフジテレビ系人気オムニバスドラマ「世にも奇妙な物語」の20周年スペシャル版(10月4日、後9・0)が放送されることが8日、分かった。節目の年を記念して人気作家×豪華キャストの夢コラボが実現。京極夏彦氏(47)が描く“奇妙な物語”でホームレス役に挑戦した江口洋介(42)は「リアルに演じました」と熱演をアピールした。

 日本が誇る人気作家が描く“奇妙ワールド”を、豪華キャストが演じる夢の競演が実現した。

 「世にも奇妙な物語 20周年スペシャル・秋~人気作家競演編~」と題したぜいたく企画は、今春に放送したフジテレビの人気番組とのコラボに続く20周年記念の第2弾。同局編成企画部の瀧山麻土香、成河広明両氏は「超人気作家5人の珠玉の作品を、超豪華なキャストたちの競演で魅せる企画は『世にも-』だからこそ実現できた」と説明。同局の長寿シリーズに成長したオムニバスドラマに、旬の文豪&俳優が集結した。

 京極氏原作の第1話「厭な扉」には江口が主演。万城目学氏(34)原作の第2話「はじめの一歩」は人気ユニット、嵐の大野智(29)、宮部みゆき氏(49)原作の第3話「燔祭(はんさい)」は広末涼子(30)、東野圭吾氏(52)原作の第4話「殺意取扱説明書」は玉木宏(30)、朱川湊人氏(47)原作の第5話「栞の恋」は堀北真希(21)がそれぞれ主演する。


 京極作品で失意のホームレス役を熱演した江口は「原作はシリアスで淡々とした物語だけど、ドラマは分かりやすく脚色されていたので、典型的なホームレス役をリアルに演じるように心がけました」とPR。原作とドラマの違いも楽しめる内容になっている。

 広末は「怪奇的な物語や怖い作品は苦手だけど、原作が宮部さんということで背中を押されました」と直木賞作家との強力タッグに意欲十分。玉木も「東野作品とは縁があって、『変身』という映画にも出演させてもらいました。(表題の)『殺意取扱説明書』がもし手に入ったら、使うか分からないけど、とりあえず読んでみるでしょ(笑)」と興味津々だ。

 完ぺきな世界観と珠玉の演技で、秋の夜長は眠れなくなりそうだ。