人気プロゴルファー、石川遼(18)が出演するロッテ「グリーンガム」のCMに、SMAPの新曲が使用されることが9日、分かった。小室哲哉(51)が 作詞作曲した「グラマラス」で27日からオンエアされる。世代と業界を超えたトップアイドル同士のCM“共演”は初めて。木村拓哉(37)は「尊敬してい る石川プロとの共演はとてもうれしい」と喜んでいる。

 “石川×SMAP”の豪華コラボが実現するのは、新CM「チューインガムでいく」篇。同CMに使われたのが、今年5月2日の中日クラウンズ最終日に「58」という驚異的スコアで大逆転優勝を飾ったときの映像だ。

 「58」は世界主要ツアーの最少スコアで、その後ギネス記録としても認定された“奇跡”の記録。石川の実力を内外に示したシーンだった。

 CM制作サイドは曲の選定にあたり、“奇跡”というキーワードに着目。SMAPの8月発売のシングル「This is love」のカップリング曲「グラマラス」に、♪君に会えた事が奇跡のように感じた-とのフレーズがあり、文字通りの“奇跡”のコラボの実現に至った。

 昨年1月放送のフジテレビ系「SMAP×SMAP」のビストロSMAPコーナーにゲスト出演するなどテレビ番組で共演経験がある石川は「長年大人気を維持するすごいグループ。幼いころから聞いているSMAPさんの曲で出演させていただき光栄です」と興奮。

 「夜空ノムコウ」の♪あのころの未来に、僕らは立っているのかな~のフレーズが好きといい、「きついトレーニングのときも、このフレーズを思い出して頑張れる」と思い入れは深い。

 一方、08年7月にテレビ朝日系の全英オープン特番で対談し、同8月に関西オープンでプロ初優勝した際、祝福の携帯メールを送った木村も「彼の取り組む姿勢や言動には、年齢関係なくいつも刺激を受け、尊敬しています」と19歳年下のスターをたたえている。

 尊敬し合う両者のグラマラス(魅力的)なコラボは話題を呼びそうだ。